『G20閉幕 中国経済と米の利上げに懸念』（NHK）・・・「G20会合 @トルコ・アンカラ が閉幕 ―― 声明では、通貨安競争をしないことを明記し中国を牽制、先進国で金融政策の引き締めの可能性がより高まっていることに留意とアメリカに対しゼロ金利政策の解除による利上げは慎重に判断するよう求めてる」（NHK）・・・ これで米9月利上げは消滅?
・http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150906/k10010217801000.html

「マネーの新興国や資源国から資金流出・ドルへの流入を懸念し、FOMC（16-17日）を注視っていうG20」（毎日）・・・ 先週末の米8月雇用統計の数字は強弱バラバラだったうえに9月利上げの可能性が残って米株下落と、FRBは難しい判断をしなくちゃいけないけど、中国発の世界同時株安から、次は米国発で世界経済の失速に拍車がかからないといいですネ!

『G20声明草案、米利上げリスクに言及なし　金融政策注意深く調整』（REUTERS）
・http://jp.reuters.com/article/2015/09/04/g20-draft-communique-no-mention-on-us-ra-idJPKCN0R41PG20150904
『麻生財務相： 中国人民銀総裁､「はじけた」と状況説明 － G20で』（Bloomberg）
・http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NU63LPSYF01Y01.html

ちなみに、きょうの日経ヴェリタスにいくつか気になる記事が・・・
・『中国金利、不気味な上昇』
・『逃げる海外マネー 日本株に調整の波 ―― 月間の売越額、金融危機後で最大』
・『「低リスク」の円買い続くか』
・『（ECBの）量的緩和拡充年内観測強まる』
・『円の総合評価最低水準 ―― 購買力平価では過度な円安の見方も』
・『米利上げ 機会逃した!?』

その他に、3日のECB理事会あと、この日が誕生日だったドラギ総裁に記者から贈られた祝いの言葉に笑顔で応えてお返しに、その場の会見で、年内の “1ユーロ＝1ドル” のパリティを見込むトレーダーに 「金融緩和拡充の可能性に言及」 っていう贈り物♪ ・・・ 先週末にそんな内容の記事をどこかで見かけたけど、この先、ECBとFRBの真逆の金融政策拡大で、マジ年内のパリティもありかもネ(*’-^)

それにしても、いつも同じようなG20声明の内容で、サプライズなコメントが出なくなったこの手の会合! ・・・ ってことで、通貨安競争に終止符を打つために、あれから30年経つ “G5・プラザ合意” 的な大胆な協調で、為替レートを「リセット」しちゃうのも、いいかも(^_-)☆

ところで、『消費再増税シナリオも変調!? ―― 財務省は再延期を警戒 ささやかれる菅氏慎重説』（日経ヴェリタス）・・・ この対応はいいとして、消費税率を10％に引き上げる際の負担軽減策*について麻生財務相が、「複数税率を入れるのは面倒くさい」っていうニュアンスの発言@アンカラ したとか!?

・・・ 海外の国々でできてる軽減税率導入を日本がでできなくて、国民負担よりも事業者の負担増に懸念を示すような考え方は、いかがなものでしょう┐(-_- )┌
（*）『軽減税率：代替案　給付金、酒除く食品対象　所得制限検討　財務省』（毎日新聞）
・http://mainichi.jp/shimen/news/20150906ddm002010068000c.html

【日経平均の節目】
続落スタートが予想されるあすの日本株?　そこで弱含みな日経平均の節目をPlayBack!
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・22,666円　　96年6月26日（96年の高値）
・20,868円　　15年6月24日（今年これまでの高値／96年12月5日（20,943）以来の高値）
・19,034円　　15年4月1日
・17,806円　　15年8月25日（人民元切り下げで急落）
・17,792円　　15年9月4日（先週末の終値／2月10日以来の安値）
・17,652円　　15年2月10日
・17,450円　　14年大納会
・17,408円　　15年大発会
・16,795円　　15年1月14日（今年の安値／14年12月16日以来の16,800円割れ）
・16,755円　　14年12月16日（14年10月31日以来の安値）
・16,413円　　14年10月31日（日銀会合で追加緩和決定）
・16,291円　　13年の大納会
・15,658円　　14年10月30日（日銀追加金融緩和決定の前日）
・14,532円　　14年10月17日（日銀追加緩和直前の安値）
・13,910円　　14年4月14日（14年の安値／13年10月8日以来の安値）