ロンドン市場でも続く楽観ショックの余波! ・・・ 英国の国民投票の結果（51.9％ vs 48.1％）は、”EU離脱派” の勝利＼(+×+)／

・・・ まさかの番狂わせ? ともいわれる英国民の選択に、「残留派が優勢」っていう世論調査報道で早朝・投票時間終了直後の楽観ムードは開票が進むにつれてシュリンク、BBCの「離脱確実」速報＠12:40 が号砲となってポンド大暴落!

ドル円も日本株もポンドの乱高下に連動しちゃって急落と、東京市場はてんやわんやの大騒動! ・・・ ドル円は「106.87 ⇒ 99.00」（13年11月11日以来の安値, 13年11月20日（99.77~100.25）以来の100円割れ）

ポンド円は「160.10-20 ⇒ 133.31」（12年2月以来の安値ワンタッチ）、そして日経平均は「△150円 ⇒ ▼1,374円」、ジェットコースター相場となったきょうは “ヒヤヒヤ冷夏” 相場の始まりか(〇ο〇)あぁ～?!

・・・ ユーロ円は「122.01 ⇒ 109.30」と12年12月14日（109.05~98）以来、ユーロドルも「1.0912」と3月10日以来の安値タッチ!

キャメロン英首相は「10月までの辞職」を表明と、”この結果” がもたらす混乱はマーケットだけにとどまらず、英国へ進出してる日本企業、EU諸国のEU離脱連鎖にも影響を与えるっていう見方もあったりで・・・

これから実際の英EU離脱までの2年間、さらにその先まで、英国事情から目を離せなくなりましたネ!　目先、「スイス中銀、フラン売り為替介入」（日経）っていう各国中央銀行の動きも、Watch out(б。б)

ちなみに、こんなウソみたいな “結果” って、あり得るんですネ!　何事にも悲観と楽観は紙一重、あきらめたり・油断しちゃいけないってことを教訓として学んだイベントだったし・・・

（1）そこから派生する「通貨・ユーロ存続」の危うさも想定・シナリオを描く必要があるかも?! ・・・ ってことで、本格的な円高・ドル円2ケタ台ステージに入っちゃったかもネ♪

（2）きのうの東京市場でのドル円SPOT取引高＝4,262百万ドル（日銀）だったけど、果たしてきょうの出来高は?　週明けの数字公表も注目ですネ!

◇日経平均株価終値: 1,286.33▼7.92％（14,952.02）, 14年10月21日以来の安値,「歴代8番目」の下げ幅で00年4月17日以来の大きさ. TOPIX: 94.23▼7.26％（1,204.48）. JPX400: 856.11▼7.30％（10,869.19）.
◇ハンセン指数: 609.21▼2.92％（20,259.13）, 17日以来の安値, 下落幅・下落率ともに2月11日以来の大きさ. 上海総合指数: 37.67▼1.30％（2,854.29）.
◇東証1部売買代金: 3兆3383億円と2月12日以来の高水準, 値上がり銘柄はわずか６.

＜ドル円の節目＞
・107.26　　10日の高値
・106.87　　きょう24日ここまでの高値＠けさ早朝
・106.56　　10日の安値
・105.64　　14日の安値（5月3日以来の安値）
・105.55　　16年5月3日の安値（14年10月16日以来の安値）
・105.51　　14年10月16日の安値
・105.41　　15日の安値（14年10月15日以来の安値）
・105.20　　14年10月15日（14年10月の安値）
・104.10　　14年9月1日（14年9月の安値）
・103.66　　14年8月29日の安値
・103.56　　16日の安値（14年8月28日以来の安値）
・102.91　　14年8月20日の安値
・101.51　　14年8月8日（14年8月の安値）
・100.81　　14年5月21日（14年5月の安値）
・100.76　　14年2月4日（14年の安値）
・100.02　　13年11月21日の安値
・ 99.77　　13年11月20日の安値（～100.25／直近最後のドル円2ケタ台）
・ 99.00　　きょう24日ここまでの安値＠11:43
・ 98.92　　13年11月11日の安値
・ 97.60　　13年11月7日の安値（13年11月の安値）
・ 96.59　　13年10月8日の安値（13年10月の安値）
・・・
・100.79　　2013年5月9日の高値（アベノミクス効果で最初の100円台回復）