イタリア発、あすまた円は大相場!(1)


きょう行われるイタリアでの国民投票(日本時間4日15:00~5日07:00)が、なぜ注目されてるの? 各メディアを探ってみると ・・・

・「議会上院の権限を縮小し、原則として下院の承認だけで政府の信任や法案の成立を可能にするための、憲法改正の是非を問う国民投票は、レンツィ首相に対する事実上の信任投票と受け止められている ―― 否決されれば、レンツィ首相は辞任、政治の不安定化の懸念も」(NHK/一部抜粋)

・「否決されれば、構造改革路線が頓挫、影響が銀行の不良債権問題に飛び火しかねない ―― イタリアの銀行が抱える不良債権の総額は3600億ユーロ。融資全体に占める不良債権の比率は約18%と5%未満の英独仏などと比べ突出している。

レンツィ政権が主導してきた銀行再建が停滞するとの見方から、資金調達に支障が出る可能性が大きく、ユーロ圏で3番目の経済規模を持つイタリアの混迷が、欧州金融システム不安に波及する懸念は拭えない ―― 結果、投資家がリスク回避を強めれば、円高・株安につながりかねない」(産経ニュース/一部抜粋))

・「『イタリア国民投票とオーストリア大統領選、4日投票』―― 結果次第では、ポピュリスト(大衆迎合主義者)の台頭につながるとの見方から、欧州の先行きを占う案件として注目されている」(日経/一部抜粋)

・「ユーロを守るために “何でもやる” という約束を尊重すべきか、あるいはどのように尊重すべきかについて再考する理由をECBに与えることになるかもしれない」(REUTERS/一部抜粋)

・・・ 結果判明は、またまたアジア・タイムで日本時間のお昼ころと、”トランプ氏優勢” や英国の国民投票で “EU離脱決定” がニュースヘッドラインに流れ、東京市場が大ブレイクした当日を彷彿させる大相場が、あすまた再現されちゃうかも\(+×+)/

イタリア総選挙の前倒し、そしてイタリアのEU離脱(実際には英国よりハードルは高く、EUR支持多数)を問う国民投票の実施、さらにはユーロ崩壊へとつながりかねないイタリア発のニュースヘッドライン、欧州の債券・株式相場・ユーロ動向、8日のECB理事会も Watch out!


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