“有事のマネー国内回帰” ・・・ そんな国内投資家の円買いが拍車をかけた! ともいわれる今週の円高劇だったけど、本をただせば昨年12月14日のFRBによる追加利上げが材料出尽くし感を誘い出して、足元の “円高トレンド” を描き出したようにも(*’-^)

それはともかく、この1カ月余りを振り返ってみると、下記の日足チャートからドル円、ユーロ円、そしてポンド円は・・・

（YAHOO! JAPANファイナンス）

・ドル円、3月10日（米2月平均時給が市場予想に届かず、利上げペース加速観測が後退）
・ユーロ円、3月13日（量的緩和終了前にECB利上げの可能性浮上／極右政党候補、世論調査リード・17日／ECB緩和継続報道・29日）
・ポンド円、3月31日（ダドリーNY連銀総裁「（年内）あと2回程度の利上げが合理的」／英EU離脱正式通知・29日／利上げ準備できてない・28日）

・・・ それぞれ当該日以降はほぼ一本調子で下落トレンドを描き、日本周辺での “偶発的脅威” が浮上した4月に入って（7日・米国、シリア政府軍へのミサイル攻撃／8日・「カール・ビンソン」朝鮮半島周辺へ／11日・トランプ氏ツイート “North Korea is looking for trouble”）からは、反動の兆しさえも見せることなく円高急加速!

目先、いったい何を材料視して反転・円高はSTOPするのか?　もしかして、「米原子力空母、母港に帰還へ」っていうニュースが出るまで、いまの “トレンド” に変化ない┐(-_- )┌