米CPIコケ、それでも円売り優勢で…


US 6月消費者物価指数をはじめ冴えなかったfigureの数字*に、早期の利上げ観測後退、ドル売り・株高で週末を〆たNY市場。

先の議会証言でイエレン議長がもっとも注目してた物価上昇の鈍さが数字に現れちゃって、株式市場からのマネー流出懸念は薄れ ・・・ 一方、米金利低下でドルは売られてドル円は一時112.26タッチ(3日以来の安値)するなどしたけど、それでも米10年債利回り: 2.27%⇒2.33% にドル円は買い戻され、資源国通貨買い優勢の「£>€>$>¥」で来週へto be continued!

さ~て来週は、日本は3連休で週初っ端休場だけど、中国4-6月期GDP(17日)、RBA理事会議事要旨(18日)、日銀会合(19-20日)にECB理事会(20日)、そして米4-6月期決算発表と、これまた楽しみな1週間♪

* US @21:30 6月消費者物価指数=前月比±0.0%・前年比△1.6%(市場予想△0.1%・△1.7%)/6月小売売上高=前月比▼0.2%(同△0.1%)
* US @22:15 6月設備稼働率=76.6%(同76.8%)
* US @23:00 7月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値=93.1(同95.0)

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┃ NY Financial Market Summary
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13日 06:00 ⇒ 17:00 ⇒ 14日 06:00 ⇒ 17:00 ⇒ 15日 06:00
USDJPY 113.15-20 113.12-13
(112.86~113.53)
113.26-31
(113.12~47)
113.28-29
(113.15~57)
 112.52-57
(112.26~113.11)
EURJPY 129.12-17 129.20-24 129.10-15 129.32-36  129.03-08
GBPJPY 145.80-85 146.30-35 146.58-63 146.73-78  147.38-43
EURUSD 1.1411-16 1.1421-22
(1.1413~56)
1.1397-02
(1.1382~1.1419)
1.1416-17
(1.1392~1.1423)
 1.1466-71
(1.1414~72)
 

◇NYダウ終値: 84.65△0.39%(21,637.74)、最高値更新. Nasdaq: 38.03△0.61%(6,312.47)、6月8日以来の高値. S&P500: 11.44△0.47%(2,459.27)、最高値更新.
◇FTSE100: 35.05▼0.47%(7,378.39). DAX: 9.61▼0.08%(12,631.72).
◇NYMEX原油先物WTI8月物終値: $46.54/barrelと5日続伸(△0.46). 金COMEX8月物終値: $1227.5/tozと反発(△10.2).

◇GBPJPY=147.58、GBPUSD=1.3114と16年9月22日以来の高値タッチ.
◇AUDUSD=0.7830と16年4月以来の高値、USDCAD=1.2645と16年6月以来の安値タッチ.
◇講演: ダラス連銀総裁(FOMCメンバー)、早期のバランスシート縮小に前向きも、追加利上げに慎重姿勢.

◇CME: 投機筋の円売越幅11万2125枚(前週比△3万7089枚)と3週連続拡大で、15年6月9日以来の高水準. ユーロ買越幅8万3788枚(前週比△6,324枚)と3週連続拡大で、11年5月3日以来の高水準.
(一部修正・追記)


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