為替相場の厄介者たち!


25日の週明けは、ドイツ連邦議会選挙の結果、独メルケル政権の先行き不透明感が浮上し、また北朝鮮外相の「アメリカが宣戦布告をした」発言でリスク回避の円買い先行も ・・・ ちょっとタカ派的なイエレンFRB議長の発言やトランプ減税案への期待などもあって、米金利上昇にドル円は堅調に推移。

一方で、米国ではトランプ側近のメール疑惑が浮上し、28日の “国難突破解散” ではもしかしたら10月22日に衆議院選挙・投開票のフタを開けてみたら安倍さんの “思惑ハズレ” で、日本も混迷の政治に突入しちゃうかもしれない・・・

そんな日米欧の政局が為替相場を過度な変動を誘発しかねない厄介者に躍り出そうな、そんな雰囲気も漂った今週のマーケットPlayBack!

9月22日 高値/安値 9月29日 △▼%
USDJPY 111.97-02 (25日)111.47 ~「113.26」(27日)
7月14日以来の高値
112.47-52 △0.45%
EURJPY 133.80-85 (26日)131.75 ~ 134.40(22日) 132.88-93 ▼0.69%
GBPJPY 151.25-30 (25日)149.75 ~ 152.78(22日) 150.75-80 ▼0.33%
EURUSD 1.1945-50 (27日)「1.1717」~ 1.2005(22日)
8月18日以来の安値
1.1812-17 ▼1.11%
日経平均 20,296.45 20,356.28 △0.29%
TOPIX 1,664.61 「1,676.17」(28日)15年8月11日以来の高値 1,674.75 △0.61%
JPX日経400 14,730.49 「14,799.60」(28日)15年8月19日以来の高値 14,787.20 △0.38%
NYダウ 22,349.59 ・6月23日以来の4日続落(26日) 22,405.09 △0.25%
Nasdaq 6,426.92 「6,495.96」(29日)最高値更新 6,495.96 △1.07%
S&P500 2,502.22 「2,519.36」(29日)最高値更新 2,519.36 △0.68%
FTSE100 7,310.64 7,372.76 △0.85%
DAX 12,592.35 12,828.86 △1.88%
ハンセン指数 27,880.53 「27,421.60」(28日)8月22日以来の安値 27,554.30 ▼1.17%
上海総合指数 3,352.53 3,348.94 ▼0.11%
原油 50.66 「52.86」(28日)4月17日以来の高値 51.67 △1.99%
GOLD 1297.5 「1280.4」(28日)8月25日以来の安値 1284.8 ▼0.98%
FRB ・『トランプ氏、米FRB議長指名で(タカ派)
ウォルシュ元理事と会合』(REUTERS/WSJ/29日)
・フィラデルフィア連銀総裁(FOMCメンバー)
「12月の利上げを想定、
18年は追加利上げ3回を予想」(29日)
・イエレンFRB議長(26日)
「緩やかすぎる政策調整にも慎重になるべき。
物価が2%に戻るまで
政策を据え置くのは賢明でない」
CME・投機筋 ・円売越幅7万1347枚(△2万25枚)
・ユーロ買越幅8万8167枚(△2万5414枚)
それぞれ3週ぶりに拡大
米10年債利回り
米2年債利回り
「2.35%」(28日)7月14日以来の高水準
「1.49%」(28日)08年11月以来の高水準.
トランプ減税
(27日)
・トランプ政権と与党共和党指導部の減税案公表
「法人税率、35%⇒20%(日本やドイツを下回る)
・海外子会社からの配当原則非課税
(ドル買い要因に)
・個人所得税(最高税率)39.6%⇒35%」
 

◇ ドル円の節目
  ・114.49(7/11)7月の高値
  ・113.74(7/12)
  ・113.57(7/14)
  ・113.26(27日)9月の高値
  ・112.87(7/17)
  ・111.72(7/27)
  ・110.21(7/31)7月の安値
  ・107.32(8日)9月の安値(16年11月14日以来の安値)


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