日経ヴェリタスに興味深い記事が、いくつか掲載されてました! 一部抜粋すると・・・
◆「『中間選挙後の米国を読み解く』―― 神経とがらすFRB 利上げシナリオ暗雲」
―― 米共和党にはFRBの金融政策に批判的な議員が多く、議会が中銀の決定を監査する法案提出の動きや、空席の2つの理事ポストにタカ派が選ばれればFOMC内の勢力図にも影響がでて、利上げのシナリオが狂う恐れも?!
【主な米政治・経済日程】
・12月11日 暫定予算期限切れ
・01月03日 第114議会が開会
・03月15日 債務上限の不適用期限が終了
・15年半ば以降 FRBが政策金利を引き上げ?
・15年夏~秋 債務上限問題が再燃?
◆『さらなる円安、2つのサイン』
―― (1)通貨スワップで上乗せ金利が上昇。また、今年は「バーゼル3」に対応するためドル需要が増す。(2)通貨オプション市場で円売り需要が拡大。116円より円安水準でも設定され始めてる。
◆「『量的緩和へECB内で暗闘』―― 綻ぶドラギ・マジック、数の論理で北部勢に圧力」
【ECBの首脳6人とユーロ圏18カ国の中銀総裁からなるECB理事会の勢力図】
< タカ派 8 vs 12 ハト派 >
超タカ派 | タカ派 | ややタカ派 | ハト派 | 超ハト派 |
ドイツ連銀総裁 | オランダ ルクセンブルク エストニア ラトビア |
オーストリア スロベニア スロバキア |
ドラギ総裁 ブラート専務理事 クーレ専務理事 |
副総裁 イタリア フランス スペイン ポルトガル ギリシャ キプロス マルタ アイルランド |
態度不明: ベルギー, フィンランド, メルシュ専務理事, ラウテンシュレーガー専務理事
◇番外編
「『FX専業業者を脅かすネット証券』―― SBI、預かり資産で首位 楽天は手数料下げ」
―― 顧客争奪戦が激化している。SBIは株券を担保にFX取引できるようにし、楽天はスプレッドを縮小。 一方、FX専業各社では、為替相場のリポートやニュース配信、自動売買機能の強化。
・・・ マーケットも金融政策も政治も、そしてFX業界も、2015年を見据え早くも動き始めているようですネ(^o^)/