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バーナンキFRB議長の講演を受け、これで来週のマーケットは、FRBに追加の金融緩和を促す “催促相場” が再燃しそう＼(+×+)／
◆一瞬、市場を乱高下させたバーナンキ議長の演出：
・「雇用低迷ならと追加緩和に含み ⇒ でも具体的手法には言及なし」
◆バーナンキ議長が見せた弱気なコメント：
・「現状の景気は満足いく水準からほど遠い」
・「雇用回復・改善は痛ましいほど遅い」
◆バーナンキ議長の予告から読み取れた次回FOMC会合（12-13日）のシナリオ：
[1] 来週7日の8月雇用統計の数字を踏まえて、何らかの金融緩和(*)を実施
(*) 事実上のゼロ金利政策を「（a）2015年まで （b）雇用回復まで」延長（いわゆる「時間軸の強化」） の決定?
[2] 11月の大統領選やタカ派メンバーの反対で、またも追加緩和を躊躇
一方で昨夜は、ECBがらみでも ・・・「ドイツ連銀総裁がECBの国債購入に傾斜」 っていう報道、「欧州委員会は銀行監督の一元化で、ECBがユーロ圏内の全銀行を監督（破綻や救済）する案を検討、11日にも公表」 って流れたけど、でもこれにはドイツ財務相が否定的だし ・・・ そんなこんなでユーロもまた、ECB理事会（6日）まで思惑・憶測交錯・観測先行で方向感に欠いた相場展開になりそう┐(-_- )┌
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
[01日午前のBlog] ―― 乱高下は一瞬! 思わぬチャチャも? ――
（略）・・・ そして、思わぬチャチャも入りましたネ! ・・・ ドイツ地元紙 “Bild” の「Streit um EZB-Kurs: Bundesbank-Präsident erwog angeblich Rücktritt（一時辞任を考慮）」 ・ 英国紙The Telegraphの 「Bundesbank chief Jens Weidmann ‘considered resigning over ECB bond buying’」 報道 ・・・ ドイツ連邦銀行（Deutsche Bundesbank）のワイトマン総裁（Jens Weidmann）は、次回ECB理事会（6日）であらためて国債購入に反対?
http://www.bild.de/news/aktuell/news/streit-um-ezbkurs-bundesbankpraesident-erwog-25967084.bild.html
http://www.telegraph.co.uk/finance/economics/9510837/Bundesbank-chief-Jens-Weidmann-considered-resigning-over-ECB-bond-buying.html
さて、結局、8月相場は 「6年連続の “円高”」 とはならなかったけど、NYダウは3カ月連続の上昇、マネー流入との見方から原油・GOLDも反発ってことで、“良し” としましょうか!
01日TKY（17:00） ⇒ 31日NY CLOSE
・ドル円 78.17-19 ⇒ 78.35-40
・ユーロ円 96.28-32 ⇒ 98.45-50
・ポンド円 122.55-60 ⇒ 124.30-35
・ユーロドル 1.2317-19 ⇒ 1.2575-80
・NYダウ 12,976.13 ⇒ 13,090.76
ところで、遅ればせながら、月次ベースのの外国為替平衡操作の実施状況（7月30日～8月29日）から、9カ月連続で 「介入額ゼロ」 でした!
http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/feio/monthly/240831.htm
