読みが ハ・ズ・レ


株式や外国為替取引で 「僕が買ったら下がり始めた」「私が損切りして売ったら上がり始めた」 なんていう愚痴を耳にします。
外国為替市場でドルが急落しても、すぐには 「誰が売っているのか?」 市場関係者でさえも分からないものです。 機関投資家といわれる生命保険会社なのか? ファンドなのか? それとも実需を伴った国内輸出企業の仕業か? すべては後になって 「そうだったのか」 と知らされるものです。
市場介入のときでさえ、直接日銀から注文を受けた銀行の資金為替部や外国為替仲介業者を除いて “ 噂 ” 先行で、しばらくは市場関係者でさえ確証を得ません。
そんな金融市場で、一人の個人トレーダーが、レートをクリックして 「買った/売った」で“ マーケット ” は動くわけなく、単にトレーダーの “ 読みがハズレた ” に他なりません。「市場と勝負!」 そんな大それたことは考えず、「早めの損切り」 とトレンドに沿った取引こそ、順当に利益を得る近道です。 ましてや取引会社に 「チャレンジ!」 なんてお門違いですよネ。


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