” 焼き鳥 “


インターバンク市場で中核的存在の仲介業者には、「焼き鳥」という美味しくない業界用語があります。 どういうものだと思います?
ブローカー(社員)は、顧客である銀行を専任で担当し、ブローカー同士が相対取引のように、銀行間の注文を仲立ちします。でも、レンジ幅が小さかったり、マーケットが閑散であったり、担当する銀行ディーラーが休暇であった日、一日を通して一件の注文約定できず、稼ぎがなかったこと(取引手数料がゼロ)を 「焼いてしまった」 といいます。 そして、セクションでプールした「焼き鳥」代の “罰金” で飲みに行くのです。
個人トレーダーも、銀行ディーラーのように無理せず、為替トレンドを分析したうえで、売買のタイミングを見計らって判断する取引をしてほしいものです。


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