提言 – 自主機関の設立を望む


外国為替証拠金取引業界は、6月に入って「新キャンペーン」乱立の様相ですが、その甲斐あって? 大手ではまだまだ新規の口座開設数が伸びているようです ・・・ パイが拡大しているのか? それとも口座を開いては閉じる、単なるプレゼント目当ての”顧客の移動”(一過性の口座開設) に過ぎないのか? ・・・ 定かではありませんが、盛り上がっているようです。 私自身は、あまり目にしない 「稼動口座数」 と 「顧客一人あたりの取引額」 しか興味ありませんが ・・・
ところで、そろそろ「業界」として “共通用語・共通ルール” の整備も必要になってきているのではないかと感じます ! ・・・ たとえば、「現在のドル円は、121円 ” マルゴ – イチマル (05-10銭)” です」 と電話で市況を伝える場合のプライスQuoteの仕方や、「マルゴ」のことを “BID=買値”、「イチマル」 のことを “OFFER=売値” と呼ぶ ・・・ そんな共通の取引用語や「スリッページ」などの定義を市場慣行に準じてルール化、情報の共有化も進めるべきではと考えます ・・・
そのためには、業界の「Committee」設立が望まれます。金融庁(財務局)や協会は監督者として、「Committee」は業界団体の自主機関として、投資家向けに外国為替証拠金取引という金融商品を正しく啓蒙し、取引を円滑にする役割を担ってほしものです。// editor


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