年初来安値更新と110.39(11:05)


FRBは472億5000万ドル(5兆2000億円/15日)もの資金を短期金融市場に供給したようです ・・・ この金額、9・11直後の供給額に匹敵! 市中への資金をジャブジャブにしても、目先収まるすべがないサブプライムローン問題による 「金融不安の証明」 ってとこでしょうか。
そして、曇り空で寒々する金曜日 ・・・ 東京株式市場は、一時これまでの終値ベース年初来安値(15,126円63銭/13日)を下回る15,109円53銭で取引される始末(前場終値▼245.62の15,150.68)。NYK市場(NYKダウ▼120.96)の続落の流れを引き継がなくてもいいのに。
外国為替市場はというと、BOEの利下げ観測の台頭も加担、再び円が買われやすい地合いに(GBPJPY=225.65) ・・・ ちょっと視点を変えると ・・・ 最近の大幅に動くレンジ幅は、11月も半ばで、X’masや年末年始の資金捻出と1年の帳尻あわせしなきゃならない御仁には、ありがたい動向!?
そんな鶏と卵の相関関係に似た株価と外国為替相場をよそに、現職財務相の接待疑惑も取りただされ、過去の出来事についての追及や弁明に躍起になっている永田町。もちろん、それに割く時間も大切ですが、今の金融市場を見れば、与野党や財務相に費やしてほしいエネルギーは、そんなところへじゃないだろう! と思えてきます。


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