Buyも・Sellもリスクは同じ


いわゆる “FXのプロ” から分かりやすいアドバイスをいただきました ・・・ 「今のマーケットでは、デイトレーディングに特化した方がいいよ。そう決めれば、”売り” からも入りやすくなるからね。そうでないと、スワップ金利の支払いは気になるし、損切りはできないし ― 特に、対円でポンドやユーロは “行ったり来たり” で往復ピンタを食らうだけ。クリスマス・年末相場になればマーケットは薄くなって・値は飛び易くなるし、それを考えてもデイトレーディング向きのマーケットだネ」 また、「人民元レートは”中間値”が1USD=7.43元と、元高に振られやすい水準であることも考えれば、円はつられて更に買われるかもよ?」
・・・ 確かに、ロールオーバーしなければインターバンク市場の直物取引(spot)同様、「売り・買い」 どちらでも同じ心理状態であるはずですから、それも一理!? ・・・ これを読んでしまって試すにしても、長引く会議の出席が多いサラリーマンは、ストップロスの設定だけは忘れずにネ! 長期での外貨保有を考えてる人にとっては、しばらく様子見ってとこでしょうか?
PS
11/9にBlogした、「米国が提案していたクロマグロのモラトリアム」は、大西洋まぐろ類保存国際委員会で否決されたそうです。とりあえず、ひと安心。
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(19日午前のBlog) 
― 想定レートは1ドル=110-115円 ―
円相場は先週109円台をつけ、自動車産業を中心とする日本の輸出企業の業績が心配されますよね ・・・ 「主要企業の今年度下期の想定為替レートは1ドル=110-115円といわれ、その水準をあっさり超えてしまった。トヨタは対ドルで1円円高が進むと、営業利益が年間350億円減少する。ソニーは60億円の減益要因 ・・・ ただ各社とも為替予約を進めており、収益に対する短期的な影響は小さいとの見方が一般的」 また、「対ユーロで円安傾向が続き(想定為替レート1ユーロ=143-160円)、対ドルでの円高の影響を相殺しやすくなっている面もあるが、米景気の減速も同時に進めば、リスク要因となる」(日経新聞/17日朝刊/一部抜粋)
・・・ 外国為替動向を見てると、自分の職業とは違う業種の業績まで心配しちゃいますよね。円高になれば輸入品価格はすぐに反映されないにしても値下がり、また海外旅行費用も得しちゃいます。でも、企業業績が円高で悪くなればボーナスの支給額が減ったり、外国為替証拠金取引する個人投資家にとっては手を出しにくい “売り” の展開に、取引量減少で取引会社は業績悪化 ・・・ 何てことにもなりかねず、程よいレベルでの “相場” に越したことはない!? ってことでしょうか。
PS
11/07のBlogでちょっぴ話題にした「ガソリン価格が来春30円値下げ」続報 ・・・ 今日の日経新聞朝刊に、再び関連記事が掲載されてました。「現在の揮発油税が2倍になってる “暫定税率” が来年3月末で “期限切れ” ― 租税特別措置法なるものが年度内に成立しなければ、25円/1リットルほど安くなる!」 税収が減る分、国は大変かもしれませんが、原油高・ねじれ国会の影響で、単純にいいこともありそうですネ!?


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