年末調整の時期がやってきましたね。 損害保険や生命保険料の「控除証明書」など、どこに置いたっけ? といつもこの時期になるとバタバタしてしまいます。そんな折、保険会社やゆうちょ銀行は、難解な「用語」をやさしく、理解しやすい言葉に見直しを図っているようです。
たとえば、
* 付保 ⇒ 補償・加入
* 承認書 ⇒ 契約内容の更新手続き完了のお知らせ
* 被保険者 ⇒ 補償の対象となる方
* 免責金額 ⇒ 自己負担額
* 保険年齢 ⇒ 満年齢
* 責任開始 ⇒ 保障の開始
* 基準価額 ⇒ ファンド時価
* 特定口座 ⇒ 税金計算口座
* 信託報酬 ⇒ 保有費用
* ベンチマーク ⇒ 運用指標
* クローズド期間 ⇒ 解約停止期間
* 投資信託委託会社 ⇒ 運用会社
(日経新聞・3日/一部抜粋)
新聞記事よりも小さな文字で書かれた、しかも専門用語オンパレードの契約書・約款を手渡されても、これまでは、まずほとんどの人が読んでいなかったのでは!? と勝手に思っています。 それが、普通に使われる用語や言い回しで、購入者の視点で読めるとなれば、ちょっとは目を通してみようかな、とその気にもなりますよネ!? そんな業界の見直しに伴い、購入者や投資家自身の “自己責任” の重みが、これからは増すことにもなりますね。