113円台のリスクを再確認!


世界で最も愛され続けているスポーツのひとつ “サッカー”。 しかし、応援そっちのけで暴徒化する 「フーリガン(hooligan)に手をこまねく警備当局」 という図式もTVニュースで見ますが ・・・ 何とマレーシアでは、アマチュアの試合中、レッドカードを出した主審にチームメートが抗議すると、主審は自分の車に戻って拳銃を持ち出し上空に向けて威嚇発砲!?(JIJI PRESS) ・・・ この主審、公認審判の資格を持つ警察庁交通局所属の警官だったというものですが、審判に逆らったらタダではすまない、何とも物騒な試合ですネ。
今朝の新聞やニュース番組を見て、「今日の大納会はダメだこりゃ」 と思われた方が多かったのでは。いわゆる「地政学的リスク」 でNYダウは大幅安となり、見ずに知れた大納会の東京株式相場は、日経平均株価が256.91円安の1万5307円78銭で、07年の株式相場はシャンシャン。
ところで、この 「リスク」 なるもの、分かっていながらも明快に説明するとなると・・・? そう思っていたら今朝の日経新聞 “大磯小磯” に、「――株式への投資であれ事業への投資であれ、すべての投資は将来得られるであろう利益と投資金額との見合いで決定される。投資するかどうかはいま決断しなければならず利益は将来のことだ。だから投資にはリスクが必ず伴うわけだ――。リスクが大きくなった分、より高い利回りを得られる可能性がなければ投資しない。いわゆるリスク・プレミアムが高くなるのだ。期待収益率が高まるということは、たとえ将来期待できるキャッシュフローが変わらないとしても、投資金額は小さくなければならないということを意味する。つまり株価が下がらなければ投資に見合わないと判断されるわけだ――」 ・・・ 資産を運用・活用するためには、リスクは伴うものの、期待収益率に適うと思われる時点で売買するのが “投資” で、だから下げているときに買う人もいれば、上げているときに売る人がいるんですよネ。
さて、外国為替証拠金取引は、取引時間は短縮されるものの31日大晦日まで続きます。そして、すぐに2日からは取引が再開される忙しない金融商品です。ただ、証拠金が足りなくてマージンカットで年が明けた ・・・ な~んてことがないように、ポジションをスクウエア(square)にしておくか、証拠金額を厚めに預託しておくか、それとも全額出金しておくか、それぞれのリスク管理はお忘れなく! リスク回避に休みはないですものネ。
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(28日午前のBlog)
― 地政学リスクでNYダウは↓192ドル ―
ブット元首相を狙った自爆テロ事件(パキスタン)で、南アジア・中東情勢の混迷、耐久財受注が市場予想を下回り、景気減速感の強まりが懸念されて、NYダウは↓192ドル、ドル円も113円台へ ・・・ まさに突発的な出来事で、今日の東証大納会は化粧買いで高値引け、そして新年を! ・・・ という、私の淡い期待は、”カントリー・リスク” で吹っ飛んでしまいそうです。


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