「あと4時間」と「絶好の売り場」


19日 オセアニア市場で買い戻されたドル円レベル “100円台” は、これまでドルを売りそこなっていた輸出企業や個人投資家に、”絶好の売り場” を提供しちゃってるようですネ? この週末からのイースター休暇に備えたポジション調整にも、”FRBの0.75%↓” は一役買ってもいるようです!? ・・・ どうも景気減速と物価上昇が同時に進みかねない事態[スタグフレーション(stagflation)] が危惧される米国の通貨ドルを買うリスクよりも、日銀総裁人事で迷路を歩む日本円を買うリスクの方が 「まだマシ!」 ってことでしょうか?
その日銀総裁人事について、新聞紙上では “人事案提示” の経緯をさまざまな憶測で解説してますが、何と “日銀人事の所管は財務省だった” こと! に唖然 ・・・ そんな中で、ロス疑惑よりも謎めくこの “総裁空席劇場” を揶揄するコメントには、失笑するしかないですよネ ―― まずは、懐かしい安倍内閣の 「お友達内閣」 に対して、「福田内閣は “お友達いない内閣”」
「財務省に盲目的でKYだ」
「日銀総裁は財務省にとって究極の天下りポストなのか」
「ストライクゾーンをわざわざ外してきた」
「ことの本質は “財務省 vs 民主党”」
「財務省には絶対年次主義と入省時の成績主義が残り、武藤氏は上級職試験で2番」
「単なるボーンヘッドか? それともあえて “総裁空席” を仕掛けたのか? 真意は不明」
「総裁が空席でも、日銀業務に何ら支障がないことがバレてしまうことが困る」
―― 「マスコミ報道は常に政権与党に厳しい」 とは言うものの、素人目にも 「どうして?」 が正直な気持ち! ・・・ あと4時間で、戦後初めてとなる “日銀総裁空席” の事態を招く人事案の真相は、「首相のみぞ知る」 ってことですか? ・・・ただ、マーケットは “織り込み済み” っていうことが、この先急速に “ドル安/円高” へ向かうのでは? と推測してしまう自分が怖い!
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◇ [Tokyo Financial Market Summary]
18日 TKY (17:00) 1ドル=99円00-05銭(98.80~100.46)。1ユーロ=155円65-70銭。1ユーロ=1.5715-20ドル。1ポンド=199円55-60銭。人民元は「中間値」1ドル=7.0648元と切り上げ後の最高値更新。 日経平均株価終値: 296.28円↑の12,260円44銭。
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◇ [桜の開花最新情報 - 第3弾] (気象庁-さくらの開花予想(第3回)[PDF形式:350KB])
高知・名古屋・東京の桜(ソメイヨシノ)の開花予想日は23日(日曜日)!


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