GDP速報値は市場予想を上回るも、日経平均株価は週末要因もあって利益確定で売り優勢、円相場には反応なし。
ところで、日経朝刊-マーケットウオッチャーに、”利上げ観測が浮上―インフレ懸念で情勢一転” な～んてタイトルが踊ってます! ・・・ 「今年1-3月は利下げ見通しが大勢だったが、世界的なインフレ懸念などで情勢は一転。市場は年内の利上げを5割ほど織り込んだ水準で金融取引が進んでいる――。日銀の “次の一手は利上げ” とみる市場関係者が増えている」 ・・・ こういう記事を読むと、経済や金融市場は生き物なんだな! ってあらためて実感させられます。
「米欧の金融政策当局もインフレへの警戒を強めている。金融緩和が原材料価格の高騰に拍車を掛けかねず、FRBの利下げ打ち止め感＋ECBのインフレ抑制最優先に、日銀も世界的な流れに同調せざるをえない――。日銀総裁は今月12日の講演で「金利水準は調整していくことになる」と発言、市場にある安易な利下げ論にクギを刺した格好――」(日経/一部抜粋) ・・・ 先を読んでの戦略でFX取引に臨みたいですネ!

[16日朝のBlog]　― NYサマリーと初のマイナス ―
“自動車保有初の減少” ・・・ こんな見出しが日経朝刊の一面を飾ってます。「日本を走る自動車の数が減少に転じ始めた。全国の自動車保有台数は2月末まで三カ月連続で前年同月末比マイナスとなった――。人口減や消費者のクルマ離れが背景とみられ、自動車保有の縮小が本格化すれば、保険、整備、燃料など25兆円を超す関連市場の頭打ちが避けられないほか、交通量の増加を前提にする道路整備政策の見直しなど広範な影響を及ぼす――」 ・・・ 都心に住む人口は増加し、その人たちは無理をしてまで自家用車を持つ必要性はありませんが、田舎はというと一家に2台・3台はあたりまえ。この際、自動車関連業界あげて、都心に住む人たちの地方への移住策を考えれば、解決!　これによって、地方の道路整備も前進するのでは!?
[15日午後のBlog]　― 「ストップ高」という心地よい音色 ―
今日の驚きは、何といっても前日に、今年度の営業増益見通しを発表したソニーの株価が、一時ストップ高になったこと!　大型株の「ストップ高」という響きは、いいものですネ!　これをきっかけに市場心理が好転してほし～い! [(東証1部:6758)ソニー:終値5,270 +420 (5,250~5,350)] ・・・ さらに、08年3月期の連結決算で、サブプライム関連の損失額6450億円を計上したみずほFG社長が、「証券部門の赤字のピークは完全に越えた」 と述べたようです。 ポジティブな発言に、明日の東京株式市場も期待したいとこです。
ところで、一昨日 「日本も来年夏からサマータイムの導入をめざす?」とBlogしましたが、パキスタンでは来月1日に実施するそうです。「政府は、慢性的な電力不足に原油高騰による発電コスト上昇で、日照時間の有効利用で省エネ効果を狙う」（日経夕刊/一部抜粋） という記事を読む限り、いつから準備を進めていたのか分かりませんが、北海道洞爺湖サミットに向け、環境問題をアピールする日本も、前向きに考えた方が、いいんじゃな～い!