前日のNY市場で、「S＆Pによる米国証券大手の格下げ」や、「大手銀行のCEO退任」、さらにはWSJの「リーマン・ブラザーズが資本増強」報道で、市場テーマに突然再浮上した “金融不安” に、東京市場はその流れを引き継ぎ 「株価下落＋円高」！
今週は、米国ISM(非)製造業景況指数、英国や欧州の政策金利、米国雇用統計の発表と重要イベントが控えていただけに、油断した方も多いのでは!?　「相場は、経済指標や当局要人のコメントに一喜一憂する展開か?」 とタカをくくってたのが大間違い。　市場関係者の心理が疑心暗鬼となっても、個人投資家を振い落とすだけの乱高下はイヤですよネ！

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[03日午前のBlog] ― アリバイより商売を、SGXは↓スタート ―
前日、欧米が発信した金融機関の業績悪化懸念は材料悪すぎですネ。円高＝日経平均株価下落の図式が続く状況で、せっかく最近では、経済指標は市場予想をまあまあ上回っていたのにね! ・・・ SGX・日経平均先物6月物は、250円↓の1万4195円でスタート。
さて、今日の日経新聞にちっちゃく囲み記事で、「アリバイより商売を ― 当局向けのアリバイづくりより、顧客ニーズを踏まえた商売こそ大切ではないか」 ・・・ 金融庁長官が昨日の記者会見で、金融界から金融商品取引法の施行が 「投資信託などの販売が低迷する原因になった」 との批判に反論したというもの。 「金融当局の処分回避を “言い訳” に、顧客利便の向上や収益基盤の強化に消極的な金融機関の側に問題がある」 ・・・ それが 「アリバイより商売を」 となったようですが、がんばれ金融機関！　でも、無理な押し付け販売はダメよ！
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[03日朝のBlog] ― S＆Pの格下げ発表に、円↑株↓ ―
東京は冷たい雨の朝ですが、NY市場では、ISM製造業景況指数は市場予想を上回るものの、S＆Pはメリルリンチ、モルガン・スタンレー、リーマン・ブラザーズなどの格下げを発表 ・・・ 英国で住宅ローン会社大手CEOの辞任報道もあり、あらためて信用リスク問題が再燃し、株価は下落＋円買い＋原油・金価格続伸。　さて、今日の東京市場では、NYの流れを引き継ぐのか?　ポジション調整の展開になるのか?　それとも、台風の接近も気になって様子見?