◇ 「英国のチャールズ皇太子が、350年以上も前の王室の借金453ポンド15ペンスを洋服会社に支払った。 返済したのは、チャールズ2世が1651年に支払いを怠っていた軍隊の制服代――。 皇太子はこの会社を訪れ、『この会社の人たちは本当に記憶力がいい』 と“借金”を返済し、同社代表は領収書を皇太子に手渡した ―― 当時の453ポンド3シリング（15ペンス）は利子も考慮すると、今では約4万7500ポンドになる」(JIJI PRESS) ・・・ そうです。 数百年存続する洋服会社っていうのも、スゴイですよね!
◇ 「オーストラリアで、陪審員の半数近くが法廷で数字パズルに興じていたとして、裁判長が審理の取りやめを命じる――。 既に約100人が証言し、人件費など100万豪ドル以上がかかっていた」(JIJI PRESS) ・・・ 来年5月21日スタートする “裁判員制度” では、大丈夫でしょうね?
◇ 「ビール販売量 “世界首位” のインベブ（ベルギー）が、”バドワイザー” などの銘柄で知られる米国ビール最大手アンハイザー・ブッシュ（世界3位）に、総額460億ドルの買収提案を行った――。 直近30日の平均株価を35％上回る額での買収案に、アンハイザーは 『長期的な戦略を含めて注意深く検討する』 と声明を発表」(YomiuriOnline) ・・・ 世界2位の英国SABミラーを引き離して、巨大なビール会社（世界シェア3割）の誕生か?　というニュースですが、銀行も検索サイトも鉄鋼業界も … モノポリー（monopoly）化するなかで、外国為替証拠金取引業界も “そろそろ” って気がするのですが ・・・?

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[12日午前のBlog]　―― 当局に敬意を表す市場も、ドル取扱注意 ――
今朝の日経社説に「ドル防衛　真価試される米当局」とちょっと大げさなタイトルで、”米国の通貨政策責任者が一丸となって 「ドル防衛」 の意思をマーケットに伝えてる” と解説してました。 たしかに “市場不介入” からの転換へ踏み込んだ財務長官の発言に、市場も 「敬意を表す形でドル安・原油高は一服」 してきた観もありますが、「当局の行動を試す形で、市場のドル売り圧力を募る局面は十分にあり得る」 とも。
「ドル安を防ごうと米国がマネーの蛇口を絞ると、グローバルな資金の巻き戻しが起こる」 ことも警戒しなくてはならず、「ブラックマンデーを招いた苦い経験から、ドルは今や取扱注意」 ・・・ 主要国の財務相が集まる今週末のG8で、協調行動に向けた認識を各国は共有できるか? 見ものですネ。 でも、中央銀行首脳が出席しないG8は、案外たんなる “洞爺湖サミット”(7月7日～9日) の準備会合と素通りの場になっちゃうのかも・・・?　今日の私は、ドル円と株価が連動しなくなった東京株式相場の方が気になるところです!