「プロに学ぶFX」日経ヴェリタス


今朝の “日経ヴェリタス” … 「プロに学ぶFX」 という特集が組まれてます。 外国為替証拠金取引する口座数は、「3月末で100万の大台を突破し、5年で20倍」(矢野経済研究所の推計) にも膨らんでるそうです。 いま取引してる個人投資家、これから始めようとする人にもきっと役立つ “銀行為替ディーラーのアドバイス” が紹介されてます。 一部抜粋すると・・・
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◇ 邦銀ディーラー氏
(1)「順張りのトレンドフォローが基本」 ―― 相場観を固めたら、トレンドが来るまでじっと待ち、取引を開始するタイミングが肝心!
(2)長期トレンドをとらえたら、シナリオが崩れるまでポジションを維持するも、日々の相場変動もあり、機動的にポジション調整!
(3)想定と逆に市場が動いたら 「トレンドはまだ来ていない」 と判断して、速やかにロスカット!
(4)自分で許容できる損失額から逆算して決める! ―― 銀行の為替ディーラーは、1日の許容損失額が社内ルールで決まっています。
(5)納得できる損の出し方をして、負けを引きずらない! ―― 一度大きく負けると、資金面でも心理面でもマーケットに入りづらくなってしまう。 「一発逆転」 を狙う人はほぼ間違いなく失敗します。

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◇ 外銀ディーラー氏
(1)「資金」と「心理」のマネジメントが重要!
(2)1回のトレードで、いくらまで損失を許容するかをはっきりさせる!
(3)資金管理する! ―― 動かす資金全体を100として、70は常に温存し、資金が減って70になったらその月は原則トレードしない。 100を120にするより、マイナス30にあたる70から100に戻す方がはるかに難しい!
(4)マーケットをウオッチしてると、確信が持てるチャンスが時々ある! ―― そのチャンスを逃さないためにも、マーケットに入れる資金と心の余裕を残しておかなければいけません。
(5)理由もなく「塩漬け」するのは、この世界ではあり得ません! ―― 損失が発生することを前提に、あらかじめ対応を考えてからマーケットに入ります。 ロスカットラインを考えてからポジションをとり、引っ掛かれば自動的にポジションを閉じます。 プロフィットテークも基本は同じ。
(6)「シナリオの点検」が重要! ―― 経済ファンダメンタルズや株式、債券などのマーケットにも目を配らせながら 「このポジションが有効なのはどんな状況か」 という前提を整理しておき、条件が一つでも崩れたら、たとえ利益が出ていても手じまいします。
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次につながる取引をするためにも、「ロスカットは素早く!」 がFX取引の “基本ルール” のようです。 他人のお金で通貨売買するプロのFXディーラーさえ、これほど神経質なまでのシナリオを描いたうえで、厳格なルールでFX取引するのですから、自分のお金で外国為替証拠金取引する個人投資家は、もっと自分に厳しくポジションメイクすることが大切なのかもネ!



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