G8を挟んで、相変わらずの 「ドル安修正」 を望む米国のメンツを保つ為替相場に、おかげで輸出企業は、春先に想定した想定為替レートよりも円安で、余裕で相場を眺めているようですネ。 いまの内に、為替変動に株価が影響されないような為替予約の戦略を実行しておいてほしいものです。 円高水準にってから、採算割れを危惧する株価下落 ・・・ な～んていう中間決算はイヤですよ!
ともかく、注目されるあすのECB理事会まで、為替相場は大きく動かないような気がしてきました。 狭いレンジで “行ったり来たり” した今日のマーケットに、疲れちゃいました!
ところで、”全国知事会” って、ちょっと変わった・不思議な会ですね。 先の「道路特定財源の暫定税率復活劇」 では、真っ先成立を求める緊急声明を出したり、こんどは 「消費税率引き上げ」 を支持する方針だそうです。 そもそも、立派な庁舎や不必要なハコものを造ったりしたことで、「財政の危機」 が今になって表面化しているようにも思うのですが、それを「社会保障費の増大」などを理由に、安易な “賛成” はいかがなものでしょう?

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[18日午前のBlog]　―― ｢円安は善｣改め｢円高宣言｣を? ――
｢MJ2008年上期ヒット商品番付｣(日経新聞･18日) が発表されました。 毎度のことながら、私が購入したものでは一つもランクインしてませんが、世相を知るうえで、｢サラ川｣ とともに楽しみにしてる企画ものです。
　　　　　　　　　　東　　　　　　　　　　　　　西
プライベートブランド食品　　　横綱　　　糖質･糖類ゼロ
5万円ノートパソコン　　　　　 大関　　　ブランド携帯
カーボンオフセット　　　　　　　関脇　　　銀聯
電球形蛍光灯　　　　　　　　小結　　　シャワークリーンスーツ
その他、前頭には地下鉄新線やWill Fitなどが番付入りしてましたが、なかには聞いたこともないような商品もあって、｢いかんいかん。興味のない分野にも目を向けないと!｣ と反省中。 ちなみに、キーワードは、”節約・健康・環境” のようです。
さて、日経朝刊 “視点-景気ナビ” で、｢ドルが下がればインフレに火がつきかねず、かといって景気に悪影響を及ぼす利上げはできない｣―― そんなアメリカのジレンマとともに、｢日本にとっても最悪のシナリオは、資源価格高と円安のふたつがそろうこと｣ と指摘したうえで、｢すでに円はドルと並ぶ弱い通貨 ―― “輸出企業に恩恵をもたらす円安は善” という心理が定着してるが、資源高時代にはそうとも限らず、日本も “円高宣言” が必要なのかも｣ ・・・ というコメントに共感中。