― 日銀短観 ―　(日本銀行ホームページ http://www.boj.or.jp)
5月28日～6月30日調査の「全国企業短期経済観測調査」【6月概要 PDF:174KB】
【短観6月要旨】 http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/tk/yoshi/tk0806.htm
→ 大企業製造業DI　 　 = +5 (前回3月比 -6) … 先行きは+4と悪化を見込む
→ 大企業非製造業DI　 = +10 (前回3月比 -2)
→ 中小企業製造業DI　 = -10 (前回3月比 -4) … 先行きは5ポイントの悪化を見込む
→ 中小企業非製造業DI = -20 (前回3月比 -5) … 先行きは7ポイントの悪化を見込む
→ 大企業全産業の設備投資計画　 = +2.4％増 (前年同期は+7.7％)
→ 中小企業全産業の設備投資計画 = -20.2％減 (前年同期は-16.3％)
→ 大企業全産業の経常利益計画 = -7.0％
　　(下方修正でコスト高を価格転嫁できていない状況)
→ 雇用人員判断 = 全規模全産業は-5 (前回-9) … 不足超過幅が縮小
→ 想定為替レート(大企業製造業): 1ドル=102円74銭 (円高方向に修正: 前回109円21銭)
・・・あらためて企業経営者の “業況感マインド” の悪化を確認する結果も、現在のドル円は想定レートに比べて円安水準にあり、輸出企業の業績への影響は “+-0″?　さて、あなたはこの発表を、どう読む!?
そしてマーケットは、すでに次のイベントである3日のECB定例理事会に向かって、”思惑” を発信し始めるようですよ(^_-)☆