やってはいけないこと、そして罪を許す寛大さ


「ドルのポジション調整が進んだ今夜の行方は?」
今夜のバーナンキFRB議長とポールソン財務長官の議会証言を控え、ドル買い戻しのポジション調整で精いっぱいだったアジア時間の為替相場 ・・・ 午後5時時点の為替レートは:
   USDJPY=107円15-20銭 (106.70~32)
   EURJPY=168円50-55銭
   EURUSD=1.5725-30ドル (1.5715~62)
   GBPJPY=211円75-80銭
為替相場は、アジア市場で予期せぬニュースも伝わらずに見動きできなかった分、一方向へ動きそうな今夜の予感?

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ところで、今日は 「やってはいけないこと、そして罪を許す寛大さ」 を考えさせられる一日でした! ・・・ “世界遺産への落書き騒動” を引き起こした岐阜の女子大生が、自費でフィレンツェを訪れ、市当局や大聖堂の関係者に直接詫びたというニュースで、逆に泣き崩れる女子学生を慰めるイタリア側の “大人の対応” に感心しちゃいました。
TVを点けると誰かどうかが “謝罪” してる姿を見せられ、さらに、TVのキャスターやコメンテーターはいかにも視聴者を代弁してるかのように非難 ・ けがす発言にウンザリしてたところです。 音響効果や映像編集の効果もあって、そこにTVは罪を断罪する機関? かと首をかしげてもいました。 たしか、この女子大生の落書きが発覚した日には、通う大学を放映したり ・ 同じ大学に通う学生にインタビューしてたりと、どこの局も “常識 ・ モラル ・ 恥” でストーリー化してましたよネ ・・・ ところが一転、今日は 「涙で謝罪」 の続報に、あれほどボロクソに叩きのめすようにコメントしてたキャスターらは、イタリアの寛大な対応にタジタジだったように、私には見えました。
また、ブラジル産の鶏肉を国産と偽って、学校給食センターに納入してた社長の 「ブラジル産も国産と同じように美味しいのに、値段が大きく違って儲かった!」 とあっけらかんとした表情でインタビューに答える論理に、なぜか耳を傾けてしまいました。 CO2削減が世界目標であるのに、船や飛行機で輸入される鶏肉の方が国産よりもはるかに安い? ・・・ そのあまりにも正直に語る社長のウソに生じた矛盾と “ブランドに傾く” あぶない消費者のマインドを突いたギャップは、不思議への挑戦として考えさせられました。



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