NY市場でドルがジリ安


NY市場でドルがジリ安 ・・・ ダウの下落、フィッチによるメリルリンチの長期債務格付け引き下げ検討の報道、イランのミサイル発射報道で原油相場がリバウンドしてることを受け、ドル圧迫(under pressure)。   週間石油在庫統計(EIA)で、原油在庫は584万バレルの減少、ガソリンの在庫は増加。

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[09日午後のBlog] ―― G8は肩透かしで明日のFRB議長と財務長官に注目? ――
「地球温暖化ガス排出量を2050年までに半減 ―― 長期目標を世界全体で共有し採択を求める」 ことに合意した洞爺湖サミット ・・・ その先には、国連での採択に向けたさらなる努力が必要なようです! ・・・ と、ここまではエールを送りたいとこですが、日経朝刊でビックリするような指摘が ・・・ 実は、「基準年を決めてなかった」!? ・・・ 何とも間の抜けた話ですが、いつの時点からの“半減”かが決まってなければ、あってないような “合意” になってしまったのでは? 
それでも、新興国を交えた16カ国の排出量は、世界の80%にのぼるそうで、その各国が “温暖化の危機” をあらためて認識・共有できたことに開催の意義はあったかも! ・・・ それにしても、半減を “達成できていなければ?” 当事者へその責任追及ができないほど、あまりにも長いスパンでの合意に、”成果” と言えるかは ・・・ “ ? ” ですネ
さて、前日のバーナンキFRB議長の 「証券会社向け貸出制度延期と破たん処理制度の整備」 や、今日夕方のトリシェECB総裁が議会で述べた 「インフレは懸念されるレベルで、成長に下振れリスク」 でマーケットは反応したように、為替相場はサミットよりも金融当局者の言動に “敏感” であることだけはハッキリしました! あすはまた、バーナンキFRB議長とポールソン財務長官の議会証言もあり、為替市場はサミットで肩透かしされた分、再び注目ですネ!


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