25bp引き下げへ、てんやわんやの東京市場


英国経財相の英紙とのインタビュー報道をきっかけに、「景気低迷 ⇒ 利下げ観測」 と 「ハリケーン “グスタフ” の米国上陸 ⇒ 原油価格高騰」 を材料視 ・・・ 東京外国為替市場は “ポンド急落” に朝からてんやわんや ・・・ 先週末の伊アリタリア航空の経営破たんもあって、欧州通貨の下落はある程度予想できたとしても、「これほどまでは…」 と感じた個人投資家や市場関係者が大多数であったのでは!? GBPUSDは一時1.8003ドルと06年4以来の安値水準に!
さて、済んでしまったことは忘れて、あすは豪国の政策金利発表(13:30) ・・・ ロイター調査によると、「RBAは7年ぶりの利下げに踏み切って、25bp(ベーシスポイント)引き下げ7.0%とし、その後も数回の追加利下げが予想される」 ・・・ さらに、この1年間で100bp利上げした政策転換の局面で、「年内には6.75%、1年以内に6.25%まで引き下げられる」との見通しも紹介され、資源国通貨の代表格 “オージー” の行方が気にところ。

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ところで、北京オリンピック・ガソリン高騰・物価高騰、そして猛暑であったことも忘れてしまいそうなお盆明けからの肌寒い気候と激しい雷雨にも見舞われた8月 ・・・ “局地的” といわれる豪雨が象徴するかのように、なんと 「四国地方では、7月4日の梅雨明け以降まとまった雨が降らず、香川・徳島両県の水源となっている早明浦(さめうら)ダム(高知県)の生活用水の貯水率は、0%」(31日10:00現在・YomiuriOnline) だそうです。
一方では、ハリケーン “グスタフ”(最大風速毎秒70M) はキューバ西部を直撃し、2日には米国南部に上陸する見込み。 05年8月のカトリーナで壊滅的なダメージを受けたルイジアナ州ニューオーリンズ市長は 「(逃げないと)人生最大の過ちになる」 と強制避難命令を出したそうです。100万人超ともいわれる住民が “グスタフ” 上陸を前に脱出! ・・・
「この両極端な気象現象がもたらす経済的損失は?」 と何でも “数値” に置き換えてしまいがちな感覚が、金融業界に身を置く者の悲しさか? ・・・ 「逃げるが勝ち!」 命あって “何ぼ” ですものネ。 “証拠金” あってのFX取引も同じで、被害(損失)を拡大させる前にさっさと逃げないと! ・・・ チャンス到来でいざ出陣! と思った時には塩漬けの通貨を抱え、次につながるポジションメイクもままならない? ってことにもなりかねませんものネ┐(-_- )┌ …


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