「FRBはニューヨーク連邦準備銀行がAIGへ850億ドルを上限に融資決定。見返りに同社の79.9％の株式を取得できる権利を確保」 ・ 「バークレイズが破綻したリーマン・ブラザーズの北米投資銀行部門を17億5000万ドルで買収すると発表」（NikkeiNet） ・・・ 先のBOAによるメリルリンチ買収など、銀行のコングロマリット化が加速しそう!?　もしかしたら、金融システムの不安・混乱がひと段落したときには（いつになるかは不明ですが）、世界の銀行の勢力図は ガラッ と変わってるかもしれませんよ。
そして、日米欧の金融当局による連日の短期金融市場への緊急資金供給や今日のAIG救済劇で、中央銀行はまさに “最後の貸し手” であることがよく分かりましたよネ!
ところで、世界がこれだけ “破綻か? 救済か?”、国内では事故米の流通で食の安全が騒がれてる時に、厚生労働省研究班（?）は 「来年1月にタバコ1箱を値上げした場合の税収増の見込み調査」（NikkeiNet） なるものをのん気に発表してました。 厚生労働省に 「そんなことに費やす時間と無駄遣いの余裕はあるんですかネ?」 と愛煙家として一言!