昨夜の出来事で、今朝の朝刊で “驚き” で目がパッと醒めた方も多いのでは!?　「三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループによる米証券No2のモルガン・スタンレーに最大20％出資、出資額は9000億円規模で筆頭株主に――」。　また、「野村ホールディングスもリーマン・ブラザーズのアジア太平洋部門買収で基本合意、欧州部門も――」。　さらに、「三井住友フィナンシャルグループのゴールドマンへの対応に注目」 という報道に、スピード決断で進む日本の金融機関による米国金融機関への出資は、単なる救済なのか?　それともグループ化なのか?　これまで “投資銀行” に弱かったノウハウを取り込む良いチャンスだけで終わりはしないか? ・・・
“いいとこ取り” と海外から非難されないように、世界中に金融不安をもたらした元凶の立て直しをしてほしいものです!　さらには、銀行・証券・投資銀行・保険の垣根が崩壊するなかで、また数年後に手放す羽目にならないように、企業価値とともに日本経済の基盤を築き上げていってほしいものですネ。

ところで、今日はじめて都電荒川線の始発駅（終着駅）・三ノ輪橋駅へ行ってみました。 三ノ輪から早稲田までの全長12.21キロを50分ほどで走る路面電車だそうですが、地方で見られるものと違い、ほとんどが “専用軌道” であったために都電として残ったという荒川線ですが（これ、私が通う根岸にある温灸の先生の受け売り）、三ノ輪の商店街には昔ながらの店が軒を並べ、アーケードには人が溢れ、読みたい本もあって 「近くに本屋さんはありますか」 と通りがかりの方に聞くと、丁寧に場所を教えてもらえたり “住んでみたいな”、こんどはここからこの荒川線の電車にも乗ってみたいなと思ったり ・・・ そんな為替相場からひととき離れることができた秋分の日でした。
さて、今夜はFRB議長と財務長官の上院証言が予定されてますが、バーナンキFRB議長の 「米議会の協力を求める」 という証言内容の原稿が報道されてしまったとのこと ・・・ 洩れちゃうなんてことがあるんですね?