世の中、筋書き通りにはスンナリうまく事は進まない! といういい例二番 ・・・ まずは、いちど大どんでん返しをくらってしまった金融安定化法案は、修正のうえ下院で可決も、鮮度は失われ実効性も懸念、材料出尽くし感も意識され、ダウもドルも売り優勢。 すったもんだの挙句に、結局肝心のマーケット心理がポジティブに好転せずでは、この先も思いやられますネ。　
そして、シティグループが 「ちょっと待った～あ!」 ・・・ FDICの支援で先にワコビアを買収発表したものの、突然、横から現れたウェルズ・ファーゴの後出しジャンケン（合併発表）に物言い!　これはもう米国社会お得意の裁判沙汰かな?　さて行司軍配は?　
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◇ 1ドル=105円30-35銭(104.48~106.15)。 1ユーロ=145円10-15銭、一時143.98円と06年6月以来の安値水準。 1ユーロ=1.3770-75ドル(1.3702~1.3910)、一時07年9月以来の安値水準。 1ポンド=186円50-55銭。
◇ ダウ工業株30種平均終値: 157.47↓(10,325.38)、05年10月以来の安値水準。 ナスダック: 29.33↓(1,947.39)、05年5月以来の安値水準。 S&P500: 15.05↓(1,099.23)。 FTSE百種総合株価: 109.91↑(4,980.25)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近11月物終値: 93.88ドル/1バレル、金COMEX12月物終値: 833.2ドル/トロイオンスと続落。