個人投資家が銀行ディーラーの餌食に?


最近のアップダウンがきつい為替相場で、個人投資家のなかには果敢に値動きの激しくなる場面にあえて挑むツワモノも現れてるとか? でも、インターバンク市場でSPOT取引する百戦錬磨の銀行ディーラーと外国為替証拠金(FX)取引する個人投資家との技量の差は、経済指標の発表直後の取引環境で顕著に説明できます。
まず、発表される数字の入手時間と情報量の差からして明らか? ・・・ BloombergやREUTERSの端末からリアルタイムで伝えられる発表内容に、自分の相場観を加味してHIT(成行注文)や指値注文でポジションメイクやあらかじめ仕込んでおいたポジションの決済を行う銀行ディーラーに対し、個人投資家は数十秒、もしかしたら数分遅れでのマーケット参入になります。もちろん数十万円/月の情報料を支払って情報端末を導入してる個人投資家もいらっしゃるかもしれませんが、きっと限られたわずかな方々でしょう! この時点で、銀行ディーラーに比べてハンデを抱えて後追いする個人投資家は、格好の餌食にされてしまいます(>_<)
また、プラットフォームに表示される取引レートは、指標発表の1~2分前にはスプレッドは50pips以上広がるケースもざらですが、スプレッドのインサイドに指値注文を出せないシステムトレードでは、なかなか勝てるわけありません。 自分の相場観で、一か八かで経済指標の発表に挑む個人投資家は別として、あらかじめ為替相場の急変が予測できる場面では、見学してるのが無難ってことでしょうか?
とはいっても、負ける個人投資家ばかりではありません(^_-)☆ ・・・ 「今年6月までの1年間で総額216億円の所得の申告漏れを海外投資に絡んで個人投資家らが国税当局から指摘されていた」(asahi.com/一部抜粋) ・・・ 何ていう記事もありましたが、以前からBlogするように、早期にFXも損失の繰越控除と総合的な金融取引の損益通算を適用する証券税制改正を行ったら、税逃れする人も減るのでは?!
さて、今夜はCitigroup / Merrill Lynchの7-9月期決算発表が予定され、これが再び株価動向の不安要因になって、あわせて為替相場も乱高下がつづくのか? 注目ですネ!
★。o○o。.+゜ Tokyo Financial Market Summary (17:00) ゜+.。o○o。☆
1ドル=100円40-41銭(99.26~100.75)。 1ユーロ=134円68-72銭。 1ユーロ=1.3414-15ドル(1.3347~1.3516)。 1ポンド=172円90-95銭。 日経平均株価終値: 1089.02円↓11.41%の8458円45銭、下落率は“ブラックマンデー”に次ぐ史上2番目。



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