大きすぎて救済できない?次のFX相場…


“Too Big To Fail(大きすぎて潰せない)” ・・・ もともとは、政府支援機関(GSE)と呼ばれるファニーメイとフレディマックの救済で使われた言葉ですが、いまでは民間銀行・証券・保険会社にも適用され始めてますね。
ところが、「”Too big to bail out(大きすぎて救済できない)” と真顔で語られるようになってきた」(日経ヴェリタス) ・・・ 株式相場や経済システムがパニックに陥らないためにも、そんな金融機関や民間企業が出現しないことを祈るばかりです!
さて、”円急騰” ・・・ 日経ヴェリタスで、「低金利ほど好まれ、高金利ほど嫌われる “常識破り” を生むのはなぜか?」 を解説し、そのあとにくるシナリオも描いてました。
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「低金利通貨ほど買われる」メカニズム ・・・ それは主に “レバレッジ” を手じまう動きやそれを巡る思惑だからだ。 ヘッジファンドが得意とし、低金利通貨で借金をして、高金利通貨建て資産に投じることが多い。ところが最近の金融不安で、レバレッジを解消する “デレバレッジ” が急増 ―― 高金利通貨建て資産を売り、低金利通貨を買い戻している。
では、デレバレッジが一段落すれば、教科書通りに低金利の円が売られ、円安基調に戻るのだろうか? ―― そうならないシナリオに注意が必要だ。 各国の金融緩和で、円との金利差縮小に、(1)金融安定化に向けた巨額の予算投入で、米国の財政・経常の双子の赤字が拡大する懸念。 (2)FRBの思い切った資金供給で、FRBのバランスシートに信用力が劣る資産が増えている ―― 基軸通貨ドルの信認が揺らぐ可能性がある。 [日経ヴェリタス/一部抜粋]
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また、「ドルが暴落した場合、円が理不尽な水準に上昇する可能性を捨てきれない」 との不気味なコメントも紹介されてました。 テーマは繰り返され、一昔前にはやされた “米国の双子の赤字” にスポットが当てられる為替相場になるのでしょうか!? そうなると、さらなる円高進行で、午前にBlogした 「外国為替市場は “スワップ金利を狙った売買相場ではなくなった」 ・・・ そんなFX相場が、ますます真実味を帯びてきますネ。



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