ドル売り優勢、9・11で変わった地政学リスク?


東京株式市場では大納会を迎え、日経平均株価大引けは前日比112.39円↑1.28%も ・・・ 「07年末からの1年間では6,448円22銭(42.12%)下落し、90年のマイナス38.72%を超え、時価総額40%ダウンで200兆円が消え、TOPIXも同616.44ポイント(41.77%)下落し、過去最大の下落率を記録」(asahi.com) ・・・ 来年こそは! と祈念するばかりです。
ところで、今朝の日経朝刊に不気味なコメントがありました ・・・ 「今年2・3月のドル全面安の局面でも、まずスイスフランに対して下落していた ―― クリスマス休暇で落ち着いてたドルも地政学リスクが浮上し、スイスフランに対するドル売りが再開した形 ―― FRBの資産膨張に伴うドル不安もあり “ドル売り包囲網” が形成されている。 ドル売り材料が渦巻くなか、日本の企業や金融機関が年末年始の休暇を迎えている間に、ドル相場が急変する可能性も否定できない」(日経朝刊/マーケットウオッチャー・一部抜粋) ・・・ こればかりはフタを開けてみなければ分からないでしょうが、9・11以降では 「地政学リスクは、紛争当事者となる米ドルの売り材料」 ということをすっかり忘れてました。 緊迫する中東情勢が、寝正月の間に平時へと収まってくれるといいのですが(>_<)!?
さて、明日は大みそか ・・・ 為替相場はまだ値幅取りができそうな雰囲気ですが、今年の資産運用の帳尻合わせで、”年末ジャンボ宝くじ” に一途の望みを託す方もいらっしゃるのでは(^_-)☆? どんな音色で除夜の鐘を聞くことになるか? 今年最後の一日も大切に思えてきます。
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.
        (07:00)  ⇒  (17:00)             ⇒  (20:00)
USDJPY = 90.65-70 ⇒  90.26-29 (90.10~99)     ⇒  90.05-10
EURJPY = 126.25-30 ⇒ 127.18-22            ⇒ 127.80-85
GBPJPY = 130.40-45 ⇒ 130.75-80            ⇒ 130.95-00
EURUSD = 1.3920-25 ⇒ 1.4087-90 (1.3918~1.4135) ⇒ 1.4190-95
日経平均株価: 大納会の終値は112.39円↑1.28%の8,859円56銭。 TOPIX: 4.47↑0.52%の859.24。


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