メインイベントのゴングまで、ちょっと意外なBOEの歴史


雪景色2 @田舎
日経朝刊 “きょうのことば” で、前日に過去最低となる政策金利を決めたイングランド銀行の歴史を簡単に解説してました ・・・ 「英国がイングランド、スコットランドなどに分かれていた17世紀末、イングランド王国の軍事費調達や負債管理を目的に創設」 されたんだそうです。 でも、”金融政策の独立は1997年” と最近のことだったんですネ。 それまでは、「政府が金融政策の決定権を握り、総選挙前などに政治的人気取りのため金融を緩和し、のちに超インフレを招くことが多かった」 そうです。
片や、導入から10周年を迎えたユーロについて、毎日新聞 “光と影” で解説してました ・・・ ユーロは、「欧州連合(EU)加盟27カ国のうち16カ国が導入。 04年5月以前にEU加盟の15カ国はユーロ導入を選択できるため、英国・デンマーク・スウェーデンは未加入」 なんだそうです。 「一方、それ以降EUに加盟する国にはユーロ導入が義務付けられ、財政規律順守などの基準クリアが必要」
また、「基軸通貨ドルの地位を脅かす “ユーロの傘” の威力も、”ECBによる金融政策一元化 vs 各国任せの財政政策” や、中東欧諸国で資金調達に行き詰まればユーロの信認が揺らぎかねない」 と危うさも説いてました。 地域通貨ともいえる単一通貨の存在でも、悩みや不安を抱えているんですネ。
さて、連日の欧州時間での為替相場の動意 ・・・ 今日もポンドがらみで、ドル円までもストップロスなどのリーブオーダーを巻き込む展開に、円買い優勢で90.55ワンタッチ! ・・・ そして、今週のメインイベント米雇用統計がこのあと待ち受けてますが(22:30)、市場予想は12月失業率が7.0%(11月は6.7%)、12月非農業部門雇用者変化はマイナス52万5000人(11月は-53万3000人) ・・・ 3連休も控えて超閑散の東京市場だっただけに、深追い禁止のドッカーンと反応するマーケットになりそうな予感(?)
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.
      (07:00)  ⇒  (17:00)
USDJPY = 91.15-20 ⇒  91.15-17 (91.05~59)
EURJPY = 124.90-95 ⇒ 124.62-66
GBPJPY = 138.75-80 ⇒ 138.85-90
EURUSD = 1.3700-05 ⇒ 1.3671-74 (1.3630~1.3715)
◇ 日経平均株価終値: 39.62円↓0.45%の8,836円80銭。 TOPIX: 5.87↓0.68%の855.02。
◇ 韓国銀行(中央銀行)は金融通貨委員会で基準金利を年2.5%(0.5%↓)と決定し、過去最低を更新。


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