なるほどネ!G7で関心が向かう先


「G7財務相・中央銀行総裁会議は年3回開催され、2月の会議はその年のサミット開催国がホストを務める」(日経ヴェリタス) んだそうです。 “へ~え、そうなんだ” と感心したのが、「共同声明の原案も開催国主導で準備するため、声明に意向が働きやすい」 というもの。 ゆえに、週末のG7では 「円高よりもユーロ安やポンド安に関心が向かう」 という推測に、どこに視点を置くかで言い方は違っても見方は同じ、外国為替ならではの “コメント” らしさを感じちゃいました。
そのローマG7ですが、「ガイトナー米財務長官の国際デビューの舞台でもあり、オバマ大統領が出席する4月の第2回緊急首脳会合(金融サミット)の準備会合の位置づけ――。9日に発表する新しい金融安定化策を手土産に、世界経済の安定に向けた国際協調や金融規制改革を主導する構えだ。 大統領は当面の金融安定化策だけでなく、危機の再発防止に向けた金融規制改革の取りまとめもガイトナー長官らに指示している」(日経朝刊/一部抜粋) ・・・ そんな記事を読むと、ドルは侮れないなという気持ちにさせられますし、米国の金融システムと経済の立て直しへの意気込みや力強さをも感じてきます。 「でも、ニッポンは…」 と続かないように、我が政府・金融当局にもエールを送りたい気分(^O^)


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