債券相場で為替相場を占う?!


日英米の国債買い切りで、最近ちょっと注目してる債券相場 ・・・ 昨日の米5年物国債の入札では、応札倍率は前回2.21倍に対して2.02倍と下回り(利回り上昇)低調。 国債の大量発行で需給悪化懸念も台頭し始め、先のFRBの決断効果もプラスマイナスゼロ状態。 また英国でも、通常型の国債入札で95年以来の「札割れ」(40年物で応札倍率は0.93倍)。
直近の株価堅調と経済指標でまあまあの数字が、廻りめぐって長期金利の上昇という思わぬ障害をもたらす様相は、金融政策の難しさを物語るようで、面白いな~あって感じてるとこです。 また、マーケット全体を見渡すときに、どの金融商品を起点に、他の商品を関連付けて見るかで、まったく違った相場展開が推測できるような感じもしてきます。
ちなみに、米国の海外投資家保有率は50%、英国は30%、そして日本は8%ぐらいだそうで、それだけにドルとポンドは債券相場に影響を受けやすいってことですかネ(!?)
さて、今夜も米財務長官の議会証言や各連銀総裁の講演があったり、10-12月期のGDPの発表(21:30)、7年物国債入札に、そしてマーケットは早くも米1-3月期決算が気になり始めてるようで、油断禁物ですネ!
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.
      (09:00)  ⇒  (17:00)  ⇒  (20:55)
USDJPY = 97.76-78 ⇒  98.09-12 ⇒  98.30-35
EURJPY = 132.69-73 ⇒ 133.20-24 ⇒ 133.60-65
GBPJPY = 142.25-30 ⇒ 143.20-25 ⇒ 143.20-25
EURUSD = 1.3572-75 ⇒ 1.3577-80 ⇒ 1.3605-10


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