NY市場 ・・・ 発表された3つの経済指標はそろって低調も、ドル円は買われ、NYダウは反発。
◆ 1月S＆P／ケース・シラー住宅価格指数：　
全米主要10都市の住宅価格指数が前年同月比で19.4％下落し、調査開始以来最大の下落率。
◆ 3月消費者信頼感指数：　
26.0と前月から改善も、市場予想（27.7）を下回る ・・・ 雇用統計との相関が高い注目の個別項目で、「仕事の手に入れにくさ」を訴える回答が5割弱に達し、3月雇用統計（3日）では「雇用は70万人減少、失業率が8.5％」と雇用悪化を見込む声も。
◆ 3月シカゴ購買部協会景気指数：　
31.4と市場予想（34.1）に届かず。
・・・ 米景気への楽観論は後退、それでも 「（1）期末で海外のファンドによる運用資産のリバランス（比率修正）が活発化　（2）麻生首相の “追加経済対策を4月中旬までにとりまとめる方針表明” も、むしろ足元の日本景気の弱さを示す内容と受け止められ、（3）日銀短観は悪化観測――」 で円は売られ、ドル円は一時99円台に。
NY株式市場では、下院金融サービス委員長の「時価会計はもっと現実的であるべきだ」との発言が、時価会計の見直しの期待につながって買い材料に。（NikkeiNet/一部抜粋）
これから発表される日銀短観（08:50）では、「どこまで悪化か?」 が注目されてますが、前日のNY市場のように悪化を示す数字をもろともせずに、円相場は反転なるか?　それとも一気に100円台ワンタッチ!?　いえいえ織り込み済みと無反応?
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/NYK Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.
　　　　(31日17:00)　　⇒　　(06:00)
USDJPY =　98.30-32　⇒　 98.95-00 (98.21~99.37)
EURJPY = 130.50-54　⇒　131.10-15
GBPJPY = 140.35-40　⇒　141.70-75
EURUSD = 1.3275-77　⇒　1.3245-50 (1.3227~1.3343)
◇ ダウ工業株30種平均終値: 86.90↑1.16％(7,608.92)。 ナスダック: 26.79↑1.78％(1,528.59)。 S&P500: 10.34↑1.31％(797.87)。 FTSE百種総合株価: 163.23↑4.34％(3,926.14)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近5月物終値: 49.66ドル/1バレル、金COMEX6月物終値: 925.0ドル/トロイオンスと反発。