ロンドンで開催の “金融サミット” ・・・ 主要各国の首脳が一堂に会する豪華な国際会議ですが、「その舞台裏は?」 というとかなりハードなようです。
「4つの作業部会は、何度かロンドンに集まったほか、電話会議を重ねて内容を詰めてきた。 ある部会では、時差もあって “よく倒れる人が出なかったよね” とメンバーは振り返ったとか ―― 英語版でA4判・約100ページという厚さをまとめあげる作業をこなした 」（日経ヴェリタス3/29付・一部抜粋）
・・・ 合意文書が作成されるまでに、事務方である官僚の知らざる苦労が、こんなとこにあるんですネ。 まあビジネスの場でも、何回となく繰り返し打ち合わせが行われ、内部でも嫌になるほどのミーティングをこなし、社長や部長が出席するときは、最終判断を下す時ですものね(^_-) ・・・ ともかく、深夜に発表される金融サミットの首脳宣言では、”問題先送り” となってない内容を期待してます! ・・・ そして、株価堅調で円売りが続いた為替相場は、今夜どうなるか?　ドル円で、100円台はありますかネ!?
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.
　　　 　　(09:00)　　⇒　　(11:00)　　⇒　　(17:00)
USDJPY =　98.54-56　⇒　 98.70-75　⇒　 99.12-14 (98.40~99.19)
EURJPY = 130.47-51　⇒　131.05-10　⇒　131.37-41
GBPJPY = 142.55-60　⇒　143.15-20　⇒　144.05-10
EURUSD = 1.3240-42　⇒　1.3275-80　⇒　1.3253-54 (1.3237~1.3312)
◇ 日経平均株価終値: 367.87円↑4.4％の8,719円78銭、出来高は今年最高の29億1307万株。 TOPIX: 32.87↑4.14％の826.69。

◇　◆　◇　◆　◇
[02日午前のBlog]　―― ユーロによる自作自演の一人舞台を前に… ――
今夜の3大イベント（①20:45ECB政策金利　②21:30ECB総裁記者会見　③G20金融サミット）を控え、マーケットはECB理事会による「0.50％の追加利下げと社債の購入などの量的緩和策導入」 を意識して、午前の為替市場は総じて様子見モード。　
まあ、豪国の2月貿易収支の黒字額が市場予想を大きく上回り、7日「RBAは利下げ見送り」との観測もあって、発表直後（09:30）からAUDは買われ、つれて円が売られるハプニングはありましたが・・・
①②では、先行したBOEが量的緩和策を発表したときには、ポンド急落を経験してるだけに、ユーロにスポットライトが当てられても仕方ないけど ・・・ 一方で、③”金融サミット” でIMFによる新興・途上国支援向け融資枠の拡大が決まれば、東欧の経済・金融危機への支援強化につながってユーロ下支えにも。 さながら今夜のユーロは、一人舞台を演じる主役になるんでしょうかね?!