素直な個人投資家はFXで勝てない!


タイトルの意味合いを、何となく感じさせられた今日の為替相場でした ・・・ 「大部分の銀行は、必要以上の資本を備えている」 というガイトナー米財務長官の議会証言をポジティブと素直に受け止めればドル買い/円売り相場 ・・・ だったはず。
ところが、これを額面通りには受け取れないという見方や、しかも米財務省が主要19金融機関に行ってる資産査定(ストレステスト)で「実は16行は破綻してる」なんていう真しやかな憶測もマーケットにはあったようで ・・・ そこへ、「実は3月の貿易収支は黒字だった!」 とこれまで流されてた 「赤字予想」 と正反対の数字にサプラ~イズ、一転ドル売り/円買いの展開へ。 ただ、このビックリ数字にオープニング・ベルで上げちゃった株価は、何と言っても「28年ぶりの貿易赤字」では上昇もままならず、つれて円が買われちゃう始末。
市場関係者が述べるように「ニュートラル」で構えて、FX相場に相対するのがベストかも。 そして市場予想が当てにならないとなれば、やっぱり頼るは自分の相場観ってことですかネ!
さて、そろそろウキウキなり始める黄金週間 ・・・ しばらくはFXから離れてリフレッシュ! という方、たぶん大正解かも! なんてたって、経営再建計画の再提出期限が30日のクライスラーに、清算(破産申請)を迫る強硬論も浮上し始めてるようですし、まさに連休も明けようとする4日に米銀資産査定が公表されるんですから! ・・・ 薄商いの中、憶測や仕掛けが氾濫して、乱高下しちゃうかもしれないし(?) ・・・ そんなところへ相場観が戻る前に、途中参戦することだけは避けた方がいいかもネ!  マーケットの餌食にされちゃいますから!


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