「上場企業は2010年3月期に、対ドル、対ユーロともに “円高” を予想」 ・・・ 日経ヴェリタスに、そんな記事が掲載されてました。
「決算発表した電機、自動車など主要企業の今期想定為替レートを調べたところ、1ドル＝95円、1ユーロ＝125円が多数」 を占めたそうです。 前期は為替レートの設定ミスで、減収を余儀なくされたことに懲りた輸出企業の賢明な措置かと思います。 なぜなら、すでにご存じのように、わたしは円高論者ですので(^_^)v
為替の想定レートに関しては、”アタリ年とハズレ年” がやってくるかと思いますが、企業業績に直結する為替レートで、「円安を期待して経営するわけにはいかない」　・・・　という大企業経営者のコメントがすべてで、いつまでも為替変動に大きく振れる収益体質では、安定経営なんて無理ですものネ。
それにしても、毎期に想定レートを設定する財務担当のプロでも、先々の為替リスクを読み切れずに、「今期は大幅減益、来期は増益見込み」 なんてこともしばしばですから、個人は目先の為替動向に集中した方が、”アタリ年とハズレ年” というリスクだけは避けられるかもネ┐(´.｀)┌?