「CDS」が原因で、GMも破産…?


先月末、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請したクライスラーですが、あのとき、「なぜ一部債権者は再建策を阻んだか?」 ・ 「倒産したら元も子もないのに?」 と不思議に思って、その謎解きを探していたところ ・・・ 05/11付の日経朝刊で解説されてました。
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ヘッジファンドはクライスラーの小口債権を買い集め、焦げ付いた時に損失を補償してもらえる「CDS」(*)も保険として買っていた。
CDSは基本的に投資先の企業が破綻しないと保険金が出ない。だからヘッジファンドは債権放棄などが盛り込まれた再建策に最後まで抵抗した ―― 顧客の利益を優先したといえば、それも当たっている。
では、債務削減を交渉中のGMはもクライスラーと同じ運命をたどるのか? ―― 「GMの債権を持ち、CDSも買っているヘッジファンドは必ずいる」ようだ。
(「経営の視点」/一部抜粋)
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・・・ “ウ~ン、なるほど!” 潰れてくれてた方がメリットを享受できる、ってこともあるんですネ! GMを巡っても、同じような思いをされてる方々がいるかと思うと、来週のマーケットは神経質な動きになりそう┐(´.`)┌?
さて、今年で22回目という “サラリーマン川柳コンクール”(第一生命) のベスト10が発表されましたネ!  第1位に輝いた一句は:
◇ しゅうち心 なくした妻は ポーニョポニョ (オー マイ ガットさん)
・・・ わたし的に選んだベスト10(02/10/2009UPのブログ)の一つで、なぜか嬉しい気分(^_^)v ・・・ 第2位には 「久しぶり ハローワークで 同窓会」(転起さん)、第3位は 「ぼくの嫁 国産なのに 毒がある」(歩人さん) でした。 ちなみに、わたしが選んだ “ベスト1″ は:
◇ 円高を 実感したいが 円が無い (能少納言さん)
大相場を乗り切ってお疲れのトレーダー、もっと笑いたい方( ̄ー ̄)は、第一生命のホームページでどうぞ。
(http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/)
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(*) 「CDS取引」 ― 企業の社債や融資の債権者が信用リスクを避けるため、取引相手にプレミアム(保証料)を支払って一定期間、元本保証の権利を買う取引。売り手側は保証料を得られるが、対象企業が取引期間内に倒産や債務不履行になれば、元本を保証しなければならない。正式にはクレジット・デフォルト・スワップ取引(credit default swap)という。 主に銀行や証券会社、損害保険会社などが相対で取引し、米国では “CDX指数” が代表的指標として利用されてる。(09/28/2008付・日経ヴェリタス/一部抜粋)


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