本当の狙い⇒FXレバレッジ規制の目的


「取引高が6~7割減少する」 ・・・ あるFX業者の嘆きだそうです。 金融庁が仕掛ける “FX証拠金倍率規制”(レバレッジ規制)を、再び日経ヴェリタスが取り上げてくれてました。
……………………………………………………………….
「レバレッジが25倍に規制されればFXの取引高はほぼ半減。 市場の変動率が高まる」とFXストラテジストは分析 ―― 個人は円高時に円を売って外貨を買う “逆張り” で相場変動を和らげた。 円高が進みやすくなれば株の投資家も人ごとじゃない。
金融庁は、「投資家保護のために必要な規制だ」 とレバレッジ規制の施行を押し通すつもりだが、「低レバレッジなら投資家の損失を軽減できるとは限らない」 ―― レバレッジ100倍で証拠金1万円なら、強制ロスカットでの損失は1万円に限定される。 レバレッジ25倍で証拠金4万円の場合、ややもすると証拠金4万円を失う可能性がある。
また、保護される側のFX投資家にも不評だ ―― 79%が規制に反対。「投資家の責任において自由裁量ですべきもの」が92%、「そもそも行政が決めるべきことではない」が56%だった(矢野経済研究所)――。 [放電塔/一部抜粋]
……………………………………………………………….
そして、日経ヴェリタスにコメントした金融庁の部署名が、「市場機能 強化 法令準備室」っていうのには笑っちゃいました。 本来なら、「市場機能 “緩和” 法令準備室」を設けるべきなのに┐(´.`)┌! ・・・ 90年代から外銀のディーリング部門が東京からシンガポールや香港に移ったように、このままではせっかく芽吹いたFXという金融商品でも、FX投資家は海外流出、ヘッジ先金融機関は国内業者への取引拡大の熱も冷め、国内FX業者は衰退 ・・・ な~ていう二の舞を演じる恐れも(+。+)
『100社を超すFX業者は多すぎて、目が行き届かないから…』 って素直に言っちゃえば(^_^)v ・・・ レバレッジ規制の目的は、実は “投資家保護” に名を借りた、個人投資家によるFXへの参加・参入・取引量規制であり、さらに … 痛いほど反論の “無力” を味わったFX業界からは、『やがて当局からの天下り先を用意しなくてはいけなくなる』(ノ゚O゚)ノ な~んていう声も…┐(-_- )┌。


バナーワイド

TOPへ