円全面高の様相 ・・・ 日経平均株価・ハンセン指数・上海総合指数などアジア株が全滅。
6月景気ウォッチャー調査[PDF](内閣府)は、42.2(前月比+5.5)と6カ月連続で改善・・・「エコポイント・環境対応車の減税・補助制度など経済対策の効果」の表れか、先行き判断指数も上昇。
景況感DI[PDF](日銀)も、前回比プラス7.5と2年ぶりに改善も後押しし、投資家のリスク回避の姿勢が強まるとの思惑から “安全資産・円” が買われ、ドル円は93円台へあと一歩。
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
(07日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (15:20)
USDJPY = 95.18-20 ⇒ 94.85-90 ⇒ 94.10-15
EURJPY = 132.54-58 ⇒ 132.10-15 ⇒ 130.50-55
GBPJPY = 154.15-20 ⇒ 153.10-15 ⇒ 151.05-10
EURUSD = 1.3925-27 ⇒ 1.3920-25 ⇒ 1.3870-75
◇ 日経平均株価終値: 227.04↓2.35%の9,420.75円。 TOPIX: 20.59↓2.26%の888.54。
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[08日午前のBlog] ―― 2610億円vs3249億円 ――
朝方の5月機械受注統計(内閣府)で、受注額は3カ月連続の減少の前月比マイナス3.0%(市場予想プラス2.0%)と予想に反し、早期景気回復期待が後退 ・・・ 前日のNYダウや原油下落、そして日経平均株価の続落に伴って円買い優勢。再びやってきた “円高・ドル高” も、ラクイラ・サミット開幕でどう変化するか?
すぐに基軸通貨ドルの地位が脅かされることはなくても、”ドルへの依存度” を巡る発言に神経質なマーケットなだけに、ドルvsユーロに絡んで、このあとドルは、対円でもう一歩踏み込んだ売りで反応を探る仕掛けも出そうな予感。 まあそうはいっても、国内輸入企業による実需のドル買いもいいところで入ってくるでしょうから、乱暴な円の急騰とまでは行かないでしょうけどネ(?)
ところで、6月の対外及び対内証券売買契約等の状況(財務省)で、対内証券投資(非居住者による取得・処分)を見ると、2610億円の資本流入超と外国人買いも復活基調 ・・・ 一方で、対外証券投資(居住者による処分・取得)3249億円の流出超と、対外投資は相変わらず活発なんですネ。
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