円は、午前中に対ドルで91.94円を付けたあと、クロス円とともに軟調に推移。 日経平均株価は終日マイナス圏でもたつくも、上海株が堅調で（上海総合指数＝130.05↑4.79％、上げ幅は今年2番目）、投資家心理の改善から円の売り戻しが優勢に。
また、注目されるトリシェECB総裁の記者会見@21:30を控えて、ポジション調整も進んだようで、円相場は仕切り直し!
ところで、昨日までの日経平均株価は、上げ下げを交互に繰り返すこと（「鯨幕相場」っていうそうです）、なんと14営業日連続（8/14~9/2） という珍記録更新中だったんですネ! ・・・ 「これまでは、1969年（3月26日～4月8日）と93年（2月9日～25日）の12営業日が最長。　方向感に乏しい “気迷い相場” とされ、市場では『民主党政権誕生を前に期待と不安を反映している』」（YomiuriOnline）
◆.。・+゜゜+・。 このあとの注目イベント 。・+゜゜+・。.◆
@20:45 ECB政策金利（1.00％に据え置き）
@21:30 ECB総裁記者会見
@21:30 新規失業保険申請件数（市場予想56.5万人）
@23:00 ISM非製造業景況指数（市場予想48）

◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(02日17:00)　 ⇒　 (09:00)　 ⇒　 (17:00)
USDJPY =　92.65-66　⇒　 92.23-25　⇒　 92.42-44 (91.94~92.51)
EURJPY = 131.68-72　⇒　131.63-67　⇒　132.10-14
GBPJPY = 149.30-35　⇒　150.10-15　⇒　150.75-80
EURUSD = 1.4212-13　⇒　1.4272-74　⇒　1.4293-95 (1.4252~1.4312)
◇ 日経平均株価終値: 65.82円↓0.64％の10,214円64銭。 TOPIX: 7.04↓0.74％の942.77。
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[03日午前のBlog]　―― 91.94円、キツツキ相場のドル円 ――
09:22から数十分間にわたったキツツキ相場 ・・・ ドル円は、ストップロス注文を付けに行く流れの中で、91.94円を突っつくのが精いっぱい。 「ちょうど」でのもみ合いの緊張感も、売り方の一時撤退で緩和したけど、第二幕の交戦では、中途半端で終わらずに、どちらかへなびくんでしょうね（?）
東京市場にこの流れを吹きこんだ功労者は、もちろん米雇用統計の先行指数といわれ、注目された8月ADP全米雇用リポートのふがいない数字。 長期債の利回りは低下し、ドルは売られる憂き目に。 4日の本番（雇用統計）でもダメ出しが出れば、景気先行き不透明感は点滅から点灯確実ですネ。 そうなると、週末のG20もややっこしくなりそうで、まずいですよネ。
そのまえに、こんやはECB理事会 ・・・ トリシェ総裁が突拍子もないことを言えば、これまた浮足立つ相場展開になりそうですネ。