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[09日夕のBlog]　―― BUYもSELLもショート・ストーリーで完結 ――
今週の為替相場は、民主・社民・国民新党による連立政権の合意に至るまでの調整過程を見てるような、じれったいこまごました動きをしてるだけで、ハッキリした市場テーマが見えてこないだけに、正直、わたしまでもチョッピリ疲れ気味(+｡+)~~
きょうも、外貨建て投資信託の新規設定やNY市場の流れを引き継いで円売り優勢か（?） と思いきや、 7月小売売上高＠10:30が期待を裏切ってマイナス1.0％と市場予想（＋0.5％）よりも弱い数字に、”利上げに一番近い通貨” オージーが売られ、連れてクロス円やドル円でも円の買い戻しへ。
・・・ ところが、大きく円高に振れるわけでもなく、もたもたしてるうちに上海株がプラス圏へ転じたことや、 “ミスター円” こと榊原元財務官が午後、日本記者クラブの講演で、「国債を新規発行して政策を打たなければ景気対策にならない」・「ドルが基軸通貨だというのはこれから20年は変わらない」・ アジア共通通貨構想について「20年先、30年先の話で、私も鳩山さんも死んだ後」（日経）・・・ 民主党のブレーンといわれる榊原氏の発言だけに、円の売り戻しへ反転。
・・・ このステージでも小幅な動きで足踏みしてると、16時ころに突然、「英国は米国よりも痛みが大きく、回復には時間もかかる」とのグリーンスパン前FRB議長の発言が伝わり、ポンド売り優勢で、円は再び買い戻しの動き ・・・ 慌ただしく見えた東京時間も実は、「USDJPY=92.25～60」 ・ 「EURUSD=1.4467～1.4518」のレンジ幅(+｡+)
さらに、 7月貿易収支＠17:30は、64.79億ポンドの赤字と（市場予想－62.50億ポンド）赤字幅が拡大しても、ポンド買い（?）で反応しちゃうマーケット ・・・ ただ、各通貨ペアは上値も下値も “重い？・底堅い” なんともガチンコ的な為替動向で、たぶん、良くいえばマーケットは材料に 「”敏感” になってる」 っとことなんでしょうが、方向感に乏しい小幅な動きで完結しちゃうだけのBUYとSELLの物語に 「ついていけな～い」┌(｡>_<)┘