ドル売りモメントの裏取りと見通し!


前日のNY市場は、株式、金や原油先物相場の上昇で、ユーロ買いが進む中で、ドルは、EURUSDで一時1.4602ドルと08年12月18日以来、対円でも売られ一時USDJPY=91.61円と2月17日以来の安値水準へ ・・・ 「ドル売り」に傾斜した背景として :
◆ 「調達通貨」としてこれまで売られやすかった低金利の円も、「銀行間金利 日米16年ぶり逆転」 で、調達通貨としてドルに代りつつある(9日のLOBOR3カ月物は:円>ドル)。
◆ 夏季休暇からヘッジファンドや投機筋が本格的に市場参入。
◆ UNCTAD(国連貿易開発会議)が7日に発表した “2009年版貿易開発報告書” が、「ドルを基軸とする国際通貨制度の見直し」を指摘。
◆ 中国のドル資産離れが依然として意識される。 [NikkeiNet/一部抜粋]
そして、4営業日続伸するNYダウや08年10月以来の高値水準のS&P500は、「ドル安の進行」で、海外からみれば “割安” にも映り、「ドル相場が株式相場にも影響を与える」
・・・ ただ、前日の米10年物国債の入札結果が好調であったように、ドル資産に対する需要は依然強いことから、「今回のドル安傾向は長続きせず」 との見方もあるようですよ(^_-)☆  わたし的には、マーケットは「円高」で新政権を手荒く歓迎、日本株もあすのSQ算出を通過すれば、来週は “ご祝儀相場” でトリプル高(^_^)v

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AUS 8月失業率@10:30は5.80%(市場予想5.90%)でオージーは売り先行。
JPY 7月機械受注@08:50は前月比9.3%減と市場予想(3.5%減)を下回り、8月国内企業物価指数は前年同月比8.5%下落(下落率は過去最大)したものの、マーケットは反応薄。
NZ RBNZは、政策金利を2.5%に据え置き決定し、RBNZ総裁は「低い水準は2010年後半まで推移」と示唆で、発表直後はNZD売り先行も買い戻しへ。
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (09日17:00)  ⇒  (06:00)  ⇒  (11:00)
USDJPY = 92.48-51 ⇒  92.00-05 ⇒  92.10-15
EURJPY = 133.98-02 ⇒ 134.05-10 ⇒ 134.10-15
GBPJPY = 152.50-55 ⇒ 152.25-30 ⇒ 152.35-40
EURUSD = 1.4484-87 ⇒ 1.4555-60 ⇒ 1.4550-55
◇ 日経平均株価(11:00): 140.37↑1.36%の10,452.51円。 TOPIX: 15.43↑1.64%の955.27。
◆.。・+゜゜+・。 きょうの注目イベント 。・+゜゜+・。.◆
UK @20:00BOE政策金利
CAD @21:30国際商品貿易
US @21:30貿易収支 / 新規失業保険申請件数
CAD @22:00BOC政策金利


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