BOEは金融政策委員会で政策金利（Repo Rate＝0.50％）は据え置き、1750億ポンド規模の資産買い取り（あと2カ月）も現状維持で決定 @20:00 ・・・ http://www.bankofengland.co.uk/publications/news/2009/065.htm ・・・ 「銀行貸出の低迷で、追加緩和措置も?」 とのサプライズもなくポンド買い先行も…?
ところで、「世界的な金融緩和の継続」 の動きに、ユーロ買いが堅調だった東京市場も、欧州時間では利益確定のユーロ売り先行 ・・・ そうはいっても、レンジ幅は相変わらず狭く、ドル円は91.89~92.25、ユーロドルも1.4543~86。
そして最近注目される材料といえば、マーケットが金融危機から学んだ “分散投資” の動き ・・・ マーケットの熱い視線が浴びる”無国籍通貨・金” は、ドルとは反対の動きをしやすいことから 「金上昇 vs ドル安」 の動きになるだけに、その意識が薄まるまでは、今夜も商品先物相場先行で為替相場が決まっていくような予感。 これまでのLIBOR3カ月物ドル金利は上昇、FTSE100とDAX30はマイナス圏で推移。
◆.。・+゜゜+・。 このあとの注目イベント 。・+゜゜+・。.◆
@21:30国際商品貿易
@21:30貿易収支 / 新規失業保険申請件数
@22:00BOC政策金利
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(09日17:00)　 ⇒　 (09:00)　 ⇒　 (17:00)　 ⇒　 (19:55)
USDJPY =　92.48-51　⇒　 92.15-16　⇒　 92.15-17　⇒　 92.10-15
EURJPY = 133.98-02　⇒　134.07-11　⇒　134.27-31　⇒　134.00-05
GBPJPY = 152.50-55　⇒　152.30-35　⇒　152.20-25　⇒　152.25-30
EURUSD = 1.4484-87　⇒　1.4549-50　⇒　1.4570-71　⇒　1.4540-45
◇ 日経平均株価終値: 201.53円↑1.95％の10,513円67銭。 TOPIX: 18.65↑1.98％の958.49。

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[10日午前のBlog]　―― ドル売りモメントの裏取りと見通し! ――
前日のNY市場は、株式、金や原油先物相場の上昇で、ユーロ買いが進む中で、ドルは、EURUSDで一時1.4602ドルと08年12月18日以来、対円でも売られ一時USDJPY＝91.61円と2月17日以来の安値水準へ ・・・ 「ドル売り」に傾斜した背景として :
◆ 「調達通貨」としてこれまで売られやすかった低金利の円も、「銀行間金利　日米16年ぶり逆転」 で、調達通貨としてドルに代りつつある（9日のLOBOR3カ月物は：円＞ドル）。
◆ 夏季休暇からヘッジファンドや投機筋が本格的に市場参入。
◆ UNCTAD（国連貿易開発会議）が7日に発表した “2009年版貿易開発報告書” が、「ドルを基軸とする国際通貨制度の見直し」を指摘。
◆ 中国のドル資産離れが依然として意識される。 [NikkeiNet/一部抜粋]
そして、4営業日続伸するNYダウや08年10月以来の高値水準のS＆P500は、「ドル安の進行」で、海外からみれば “割安” にも映り、「ドル相場が株式相場にも影響を与える」
・・・ ただ、前日の米10年物国債の入札結果が好調であったように、ドル資産に対する需要は依然強いことから、「今回のドル安傾向は長続きせず」 との見方もあるようですよ(^_-)☆　 わたし的には、マーケットは「円高」で新政権を手荒く歓迎、日本株もあすのSQ算出を通過すれば、来週は “ご祝儀相場” でトリプル高(^_^)v