日経朝刊・3面「経済面」に、「『90円突破』の見方――市場関係者　年末時点は予想割れる」 とデカデカの見出し ・・・ 多くの方が目にされたと思いますが ・・・ 目先、多くのFXトレーダーはすでに “ドル円は90円割れ” を描いてることでしょう(^_^)v
じゃあ、『年末時は?』 ・・・ “50対50″ ・・・ 市場関係者といわれる方々でも見方が分かれてるようです。 “買いだ（もしくは）売りだ” と皆が言い出したら、実は “反転” のサインともいわれますが、年末のドル円の相場観についてマーケットは、まだまだ “ドル離れ” をストップさせそうにないですネ（?）

そして、もっと興味深かったのが、すぐ下の囲み記事で、「円高進めば経済に打撃――『民主は容認』市場に観測　新政権の関門に」
「円高がさらに進めば、輸出国・日本の経済は打撃を与えかねない」ってことは、誰もが心配することでしょうが、市場関係者は :
◇ 民主党は、外需より内需を重視し、円安政策や円売り介入に否定的
◇ （消費者の）購買力向上につながる円高の阻止に動く可能性は低い
◇ 海外勢が新政権の姿勢を試そうと円買いに動く可能性がある
◇ “民主党イコール円高” の図式が本当なのか。実際の政策運営をみる必要がある
・・・ FXトレーダーとしては、そんな観測を注視しながらも、実際のマーケットで繰り広げられる憶測や思惑、噂に惑わされないように、また仕掛けに振り落とされないように、新政権の為替政策を巡る新局面を乗り切りたいですネ!