鳩山新内閣発足で、FXトレーダーが最も注目した藤井新財務相と亀井新金融相の就任・記者会見 ・・・ 23:40過ぎにやっと始まった金融相の会見、「中小企業の銀行への返済猶予（モラトリアム）」にあらためて言及され、あすは金融株先行で株式相場は軟調（?）　そして財務相の会見は日付が変わった24:15過ぎになって、経済立て直しで財政健全化を図ると発言。 行天豊雄元財務官を通貨制度に関する特別顧問に充てる意向は示されたものの、時間が押してしまって興味のある話は聞けず、円相場は反応せず。
それにしても、両大臣の記者会見がなかなか始まらず、待ちくたびれて（?）ドル円は再度91円台へ上昇 ・・・ 国内イベントなのに、なんでこんな深夜に記者会見を開くことになるのか?　”まず国民のために” スケジュール感を考えてほしかったですネ(ゝεゝ)
ところで、先に発表された イベントでは、8月消費者物価指数@21:30は 前月比プラス0.4％（市場予想＋0.3％）、Q2経常収支は 988億ドルの赤字（同－920億）でちょっぴりドルの買い戻しも、7月対米証券投資@22:00は 153億ドルの流入（同600億ドル）と弱い数字に “ドル離れ” が意識されて、ドル売りに反転 ・・・ 8月鉱工業生産@22:15は 前月比プラス0.8％（同＋0.6％）、設備稼働率は 69.6％（同69％） と予想を上回る数字に、また「米利上げは想定よりも早い」との報道もあって長期金利が急上昇し、またもやドル買い戻しと、小刻みに振れるメトロノームに合わせた動きをするドル相場ですね(+｡+)
このあとは @26:00 NAHB住宅市場指数（同19） が注目されますが、ちなみに現在、NYダウ堅調、金先物も続伸。
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/NYK Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(15日17:00)　 ⇒　 (09:00)　 ⇒　 (17:00)　 ⇒　 (24:35)
USDJPY =　91.10-13　⇒　 90.90-93　⇒　 90.27-30　⇒　 90.90-95
EURJPY = 133.02-06　⇒　133.37-41　⇒　132.75-79　⇒　133.60-65
GBPJPY = 151.30-35　⇒　149.85-90　⇒　148.75-80　⇒　150.10-15
EURUSD = 1.4599-02　⇒　1.4670-72　⇒　1.4703-06　⇒　1.4695-00

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[16日夜のBlog]　―― 「乱高下していない」でも過去には… ――
最近の為替動向について 「乱高下していない」 ・・・ 「経済全体にとって物価下落など円高の良さは非常にある」（NikkeiNet）・「円安は日本の国益にならない」・「外貨準備高の構成を変える考えはない」 とBloombergをはじめ各メディアが藤井新財務相の発言を伝えはじめると、円高一服感で収まっていた 「ドル売り/円買い」 が再始動 ・・・ 時は午後3時、衆参両院本会議での首相指名選挙と重なり、政権交代を “ドル円” の急変で感じ取りました(^_^)v
また、久々に日本の “大臣発言” がマーケットに材料視され、投機筋の仕掛けっぽい動きにもなった午後の 「ドル売り/円買い」 ですが、藤井新財務相はなんてたって過去に2兆円規模の 「円売り/ドル買い」 介入を仕掛けたことがある方だけに、円高容認の発言をうのみするだけでなく、『いざとなったら、やっちゃうかも（伝家の宝刀を抜いちゃうかも）』 って思いたくもなりますよネ(б。б)☆゛
まあそうはいっても、その介入水準はまだ先のことでしょうし、ぼちぼちと緩やかな 「ドル売り/円買い」 基調である限り、「ドルショートで、心配ないか!」 とますます楽観的になってきちゃいましたo(^-^)o
そして、21:40の初閣議のあとに予定される、藤井新財務相と亀井新金融相の記者会見にも注目してまっす!