円高でぶっ飛ぶ利益を為替マリーで食い止め?


1円の為替変動で何百億円もの利益がぶっ飛ぶ輸出企業 ・・・ 「1ドル=90円割れ寸前」 の円相場は、円高好きの私にとっては毎日がワクワクですが、輸出企業にとっては連休中もヒヤヒヤものでしょうネ。
中間決算の発表が近づき、業績下方修正の可能性を意識せざるを得なくなってるなかで、それでも、「パナソニックは5年ほど前から輸出で得た外貨建て債権と輸入で生じた外貨建て債務を同一通貨で相殺する “為替マリー制度”(*) を本格化。 東芝はすでにドル影響ゼロの収益構造になった。 ソニーの場合は、対ドルのマイナスを対ユーロのプラスで補う構図」(日経ヴェリタス)・・・ 現地生産に切り替えたり、企業はこれまでもさまざまな手立てで “円高抵抗力” をつけてるようですよ(^_^)v
さて、今週の注目イベントといえばFOMC(22-23日) ・・・ 「長期国債の買い切りを10月末で終了」 を発表するか? が景気回復の裏付けとして焦点になるようです。 そうなれば、「ドル買いに転じるタイミングは前倒しとなるかも」 という見方もある一方で、「G20首脳会議を前後してドルの信認を疑問視する要人発言などが出れば、円買いも――」(日経ヴェリタス)・・・ 日本勢が参加しない明日から3日間のアジア外為市場も気になるとこで、シ~ンとなるか? それともまたまた新閣僚がらみの発言をきっかけに、薄いマーケットで跳ねるのか? レートチェックだけはこまめにしようと思ってます。

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(*) 「為替マリー(exchange marry)」とは、輸出代金として受け取った外貨を円に替えずにそのまま保有し、輸入支払いに充てて、外貨建ての債権と債務を相殺させる手法。つまり、外貨建ての債権と債務を個別に円決済せずに相殺させる形で為替リスクをヘッジするのが狙い。(中島孝志氏のコラム「為替に負けるな・パナソニック中村会長の数式」 BIZ+PLUSより)

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[20日朝のBlog] ―― 18.9%の金融・経済頭脳集団 ――
「へ~え!」 ・・・ なんと先の総選挙で大勝ちした民主党の “新人議員143人” のうち、「143/308人の27人(18.9%)が金融・経済の “専門家”。 再選議員も含めると人数は51人(16.6%)に膨れあがる」(日経ヴェリタス)
「元金融マンや日銀、経済官庁出身の新人議員、”新人” といっても侮るべからず」ってことらしいですが、日経ヴェリタスに掲載されたリストを見て、元銀行・証券・生命保険・財務省・経済産業省・日銀や金融庁出身者とその多彩さに驚かされました(〇ο〇)
これだけ見れば、あたかも民主党は “金融頭脳集団” にも思えてきますが、個人投資家の目線で物事をみれる議員は、はたして何人いるんでしょう┐(´.`)┌? 「貯蓄から投資へ」 が見掛け倒しのスローガンのままだけに、「政治の素人」といえど期待してまっすo(^-^)o


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