遅れてきた地震波で円急騰?


G20首脳会議(*)は、「景気刺激策を時期尚早にやめることは避ける」 との文言を声明に盛り込んで閉幕。
主な合意内容は : (NikkeiNet/一部抜粋)
◇ 米国の消費に過度に頼る「世界経済の不均衡」を是正するため、各国の経済政策を相互監視する枠組みの創設。
◇ IMFでの新興国の発言権拡大=経済力に見合った新興国の出資比率拡大を明記。
◇ 金融機関の自己資本比率規制の強化で合意。極端にリスクをとる行動抑制のために報酬制限の目安を設ける。
◇ 情報開示に非協力的な租税回避地には「2010年3月より対抗措置の用意」と警告。
さて、前日のNY市場では、米金融緩和の長期化観測から、低金利のドルを売って/円やユーロを買う動きが活発化 ・・・ とくに円相場は、マーケットには鬼の念仏か? と思われた藤井財務相の「安易な介入は実施しない」発言が、遅れてきた地震波となって円全面高を演出! 
円高だったのか、それともドル売り相場だったのか? ちょっと分かりづらかったものの、NY市場で1ドル=89円台のまま引けたことで、週明けのドル円と日本株の行方、当局からの発言が気になっちゃいますネ(б。б)☆゛
(*) 3回目(1回目は08年11月14-15日@ワシントン、2回目は今年4月2日@ロンドン)となったG20首脳会議(サミット)は「国際経済協力に関する第1のフォーラム」との位置づけ。 来年は6月にカナダ、11月に韓国、2011年はフランスで開催予定。

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◇.。・+゜゜+・。 NYK Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (25日17:00)  ⇒  (06:00)
USDJPY = 90.59-61 ⇒  89.60-65 (89.51~90.50)、2月5日以来のドル安水準。
EURJPY = 133.03-07 ⇒ 131.65-70
GBPJPY = 144.95-00 ⇒ 142.95-00
EURUSD = 1.4684-85 ⇒ 1.4690-95 (1.4624~1.4725)
◇ ダウ工業株30種平均終値: 42.25↓0.44%(9,665.19)。 ナスダック: 16.69↓0.79%(2,090.92)。 S&P500: 6.40↓0.61%(1,044.38)。 FTSE百種総合株価: 2.93↑0.06%(5,082.20)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近11月物終値: 66.02ドル/1バレルと反発。 金COMEX12月物終値: 991.6ドル/トロイオンスと続落。


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