いつまで80円台? ズバリ次のターゲットは?


平成16(2004)年3月16日の「ドル買い/円売り」(*)を最後に、封印された市場介入という “禁じ手” ・・・ これまでの円高局面なら、「日々の為替動向には一喜一憂しない」 とか、「為替の急激な変動は好ましくない」 ・ 「円高が及ぼす株価への影響を注視していく」 ・ 「為替市場への介入を排除しない」 との決まり文句や、市場では 「レートチェックの噂」 のという口先介入で、当局は円高をけん制してきたけど、「今回は?」
藤井財務相の「自国の通貨安政策には反対」発言や 「民主党は内需重視で円高に寛容」 というイメージ先行で進む直近の円高(このステージではむしろ「ドル安相場」ともいわれますが) ・・・ 今回に限らず、リーマン破綻後に90円割れした2度の局面でも、政府・日銀は伝家の宝刀を抜くことなくやり過ごしてきただけに、民主党政権に代わったからといって 「為替介入に否定的」 は特別なことでないはず(〇ο〇)

\FXCAFE®NET/ ・ \FXCAFE®JP/ ・ \FXSPOT®NET/ ・ \FXカフェ®談話室/

それにもかかわらず “介入” が注目される訳って、どこにあるんだろう? ・・・ 米国の超低金利の長期化観測で「ドル売り基調」、さらに国際経済の不均衡是正による「円高圧力」など、有り余るほどの円高をアシストする背景に、過度な円高ともなれば国内では、輸出企業の収益減少・海外シフト・雇用縮小・貿易黒字の縮小などが懸念され始めるかも┌(。>_<)┘
そうとはいえ、それは国内事情のこととして、むしろ円高によって、輸入品価格の下落で消費押し上げ効果や、海外投資や海外企業の買収なども活発化するなどのメリットに、「それも悪くないか!」 と円安への転換を迫る勢力もシューンとなっちゃうかも┐(´.`)┌?
さて、前日までの相場展開では、FXトレーダーとして 「90円割れが視野に入った」 と、目の前に迫ったターゲットを仕留めることに集中してたらよかったけど、昨夜見事に的を射ちゃったら、「さて、第2幕の次なる獲物は?」 ・・・ さらに 「今回の円高トレンドはいつまで続くのか?」 考え始めなくちゃならなくて、むしろこれからが腕の見せ所!?  結局のところ、金融緩和策が解除され、米金利が上昇に転じるまでは、気分良く 「長~く "円高" を愛して、ドル売り/円買い」 ですかネ(^_-)☆ … ?
(*) 外国為替平衡操作の実施状況: 財務省ホームページ

http://www.mof.go.jp/1c021.htm


バナーワイド

TOPへ